ワシントン・ウィザーズが2月12日(日本時間13日)のニューヨーク・ニックス戦でブラッドリー・ビールを欠場させたことについて、ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)はタンキング(故意に敗戦する行為)以外の正当な理由があると主張しています。
『The Athletic』のフレッド・カッツ記者によれば、ビールを欠いたウィザーズが109-91で敗戦した後、ブルックスHCはビールについて「具体的に話せることは何もない」とコメントしました。
「ただ、彼は少し休む必要があるだけだ」
ブルックスHCはまた、現在のウィザーズが27日間で16試合を戦う過密日程の最中にあり、ビールに多くの負担がかかっていることを付け加えました。
短縮されたオフシーズンと今季の過密日程により、程度は違えど怪我をする選手は少なからずいます。チームがイースタン・カンファレンス最下位に沈む中、リーグトップの平均32.8得点を記録するビールの負担を考慮するのも当然でしょう。しかしビールが27歳という年齢であることと、慢性的な怪我を一切抱えていないことから、彼のロードマネジメントにはいくつかの疑問の声も上がっていました。
ビールは3月25日のトレード期限までに動向が注目されている選手でもあり、それが彼の健康を気にかける別の要因にもなっています。
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ブラッドリー・ビールの「信じられない」忠誠心