先月、ボストン・セルティックスは身長2m31cmの巨人で知られるタッコ・フォールと”Exhibit 10契約”を結びましたが、この度、新たに契約を結ぶことを発表しました。(契約の条件は不明)
フォールはサマーリーグで1試合あたり12.6分に出場し、平均7.2得点、4.0リバウンド、1.4ブロック、FG成功率 77.3%などを記録し、ペイント内では圧倒的な存在感を誇っていた選手です。
セルティックスのロスターのビッグマンは、今夏に契約したエネス・カンターと、昨年のドラフトで1巡目指名されたロバート・ウィリアムズが居るため、すぐにフォールがNBAの舞台に立つ機会は無いでしょう。
それでも、セルティックスのバスケットボール事業部長であるダニ―・エインジ氏は記者団に対し、フォールの育成は「最優先事項」だと言及しました。
少なくとも、フォールはセルティックスファンのお気に入りの一人であり、彼のショットやブロックには誰もが歓声を上げます。
セルティックスの匿名のコーチもまた、『Celtics Blog』を通じて、期待と改善の必要性について綴りました。
「ラスベガスで最もお気に入りの選手だ!(笑)というか、タッコを好きじゃない人なんているのか?彼は働き者だ。彼がNBA選手になるには長い道のりがある。しかし、彼はそのために確実に取り組むだろうね。NBAのGリーグの1年か2年は、彼に衝撃を与えるだろう。タッコに最も大切なのは、強靭さを増すことだ。彼はあのサイズで多くのことが可能だが、(強靭さを増せば)あまりにも簡単に動き回れるようになる。そして、彼は私たちの試合のプレイ方法を学ぶ必要もある。それでも、彼は一緒に仕事をする価値のある選手だ」
フォールがNBA選手とペイント内で争う日は来るのか…NBAファンの誰もがその対戦を心待ちにしていることでしょう。
またその他、セルティックスはトレモント・ウォーターズとマックス・ストラスとの2way契約を、ジェボンテ・グリーンとの契約を発表しました。