もしレブロン・ジェームズと一緒にプレイする機会があるならば、カーメロ・アンソニーは喜んでそれを受け入れるようです。
『ESPN』の「First Take」に出演したカーメロはスティーブン・A・スミス氏に対し、レブロンと一緒にプレイすることについて次のように語りました。
「(受け入れる可能性は)1,000%だ。僕たちは18、19歳の頃から話し合っていたからね。僕たちは多くの人々と接触してきた。レイカーズはそのうちの一つだ。クリッパーズもそのうちの一つだよ。接触し、話し合う。特定のチームと対談してきたんだ。細かいことは言いたくないけど、話し合っているんだ」
『Bleacher Report』のハワード・ベック氏によれば、2006年の夏にレブロンは、カーメロとドウェイン・ウェイドに3年間の契約延長について提案し、2010年に一緒にフリーエージェントになることを話し合っていたようです。
しかし、レブロンとウェイドは3年間の契約延長を結んだものの、カーメロはデンバー・ナゲッツでのキャリアを重視し、5年間の契約延長を選びました。
結果的に、2010年にレブロンとウェイドがフリーエージェントとなった時、カーメロは契約を結んだままでした。
その後レブロンとウェイドは、クリス・ボッシュと一緒にマイアミ・ヒートでビッグ3を結成し、4度のNBAファイナル進出と2度の優勝を経験しています。
一方でカーメロは、2011年にニューヨーク・ニックスへのトレードを要求したものの、今までの16年間のキャリアで優勝は一度もありません。
カーメロは「First Take」の中で、当時のレブロンとウェイドと同じ決断を下さなかったことについて、自分の”未熟さ”だったと語っています。
「当時は、試合に僕が必要とされていない気がしたんだ。今は、試合から離れるにしては多すぎるよ」
"I felt like the game didn’t love me back at that point. … Now, I love the game too much to be away from it."
–Carmelo Anthony on his free agency
(via @FirstTake) pic.twitter.com/rCXr0ZBu5z
— ESPN (@espn) August 2, 2019
当時22歳だったカーメロは、レブロンやウェイドのように2年間の保証された契約を捨てる意味を理解していなかったと言います。
時間が経ってから、彼は自分の考えが甘かったことに気付いたと明かしました。
昨年11月、レイカーズがカーメロを獲得するかもしれないという噂が広まった時、レブロンはそのことについての言及を避けました。
しかし翌月、レブロンは『ESPN』のレイチェル・ニコルズ氏に対し、「カーメロ・アンソニーがレイカーズに加わるのは素晴らしいこと」とコメントしています。
それは、レブロンもカーメロとプレイする機会があれば、それを受け入れるということでしょう。
とはいえ、昨季のレイカーズ移籍が実現しなかったように、カーメロがレブロンとプレイ出来るかどうかは、フロントオフィスの判断次第となりそうです。
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