10回のオールスター出場経験を誇るカーメロ・アンソニーは、まだ自身がチームに貢献していると信じています。
そして、彼を受け入れてくれるチームの一つとして、新たにブルックリン・ネッツの可能性が浮上しました。
『The Athletic』のフランク・イソカ氏によれば、ネッツのカイリー・アービングとケビン・デュラントが、チームにカーメロと契約することを推しているようです。
また、ネッツのゼネラルマネージャーであるショーン・マークス氏は、この夏にカーメロの非公式のワークアウトを見ていました。
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最終的にネッツがカーメロと契約するかは不明ですが、実現する理由はいくつか考えられるでしょう。
まず第一に、デュラントはアキレス腱断裂の回復に専念するため、2019-20シーズンにコートに立つことはありません。
つまり少なくとも1年間は、デュラントのスコアリングを別の誰かが担えることを意味します。
さらに、つい最近になって、ネッツのフォワードであるウィルソン・チャンドラーが、ドーピングの陽性反応により25試合の出場停止処分が下されました。
チャンドラーは、昨季にフィラデルフィア・76ersとロサンゼルス・クリッパーズに所属し、1試合あたり平均6.0得点と決してスコアラーではありませんが、シーズン序盤からフォワードが削られるのはネッツにとって痛手となります。
またカーメロは先日、ロサンゼルスでワークアウトを行っており、ネッツの情報筋の一人はイソカ氏に対し「確実に彼の理念を救った」、「体の状態は素晴らしかった」と報告しました。
極めつけは、カーメロがブルックリンの出身であるということです。
もしネッツと契約に至った場合、カーメロはキャリアの最後にして、最高のシーズンを送れるかもしれません。
最終的な決定権を持つのはマークス氏ですが、アービングとデュラントの支持は明らかに大きな意味があるでしょう。
カーメロが2019-20シーズンにコートに立ち、自身のキャリアに幕を下ろせる可能性が出てきたのは、楽しみな話です。