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復帰の目処は立たずも、順調な回復を見せるビクター・オラディポ

NBAのプレシーズンまでおよそ3週間、レギュラーシーズン開幕は1ヶ月近くまで迫っていますが、インディアナ・ペイサーズのエースであるビクター・オラディポの復帰は、まだ目処が立っていません。

オラディポは今年の1月下旬に右足大腿四頭筋腱断裂という大怪我を負って以来、回復を余儀なくされています。

それでも、唯一の良い情報は、オラディポがドリブルやシューティング、膝の強化を行なっているリハビリのビデオをTwitterで公開し、回復の経過が良好であると分かることでしょう。



『Indianapolis Star』のアキーム・グラスピー氏によれば、ペイサーズのネイト・マクミランHCは、オラディポの状態について次のように語っています。

「実際のプレイはしていないが、動いている。精神的には良い場所に居るよ。彼は全てが順調に進んでいると感じている。彼は元気だ。ただ、(10月23日の開幕戦に)彼はおそらくそこに居ないだろう。いつ戻るかは分からない」

球団社長のケビン・プリチャード氏は、今年の12月か、来年の1月には、オラディポが復帰するだろうと語っていました。

しかし何にせよ、オラディポの復帰はチームにとって大きな変化となるため、適応には時間を要するでしょう。

ペイサーズのゼネラルマネージャーであるチャド・ブキャナン氏は、オラディポの居ないメンバーから、オラディポをラインナップに順応させ、それから完全に健康なオラディポが居て、周囲が落ち着いた状態となり、2020-21シーズンに近づくことになると考えています。

「これは非常に特殊で、稀な怪我であるため、(2019-20シーズンは)我慢することになる。みんながヴィック(ビクター・オラディポ)のことを分かっている。彼は理想的な働き者だから、以前の姿に戻ることを確信しているよ」

この夏にペイサーズは、昨季までミルウォーキー・バックスの主力として活躍していたマルコム・ブログドンと、4年8,500万ドルで契約を結びました。

ブログドンは、オラディポが不在の間も、復帰した後も、ペイサーズにとって重要なピースであり続けるであろう選手の一人です。

ブログドンは、オラディポの有無に関係なく、誰とプレイするかにも関係なく、自分の役割に応じて適応すると語りました。

「(オラディポの有無が)僕をアグレッシブにしたり、しなかったりということを意味するとは思わない。勝つために必要なことをするつもりさ。効率性、汎用性、IQは、本当に僕の強みだと思っている」

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