フィラデルフィア・76ersの指揮官であるブレット・ブラウンHCは、2019-20シーズンの76ersに高い期待を寄せています。
『Philadelphia Inquirer』のキース・ポンペイ氏によれば、ブラウンHCはフィラデルフィアのセンターシティでの昼食会で、こう言いました。
[kanren postid="14764"]「第1シードを獲りたい」
2019-20シーズン、イースタン・カンファレンスで第1シードを獲得する本命のチームは、開幕前の時点で76ersとミルウォーキー・バックスの2チームだと考えられています。
76ersは、昨季のチームの主力であったジミー・バトラーや、JJ・レディックを失ったものの、代わりに5度のオールスター出場経験を持つアル・ホーフォードや、ジョシュ・リチャードソンを獲得したほか、ベンチの層を厚くし、トバイアス・ハリスとも再契約を果たしました。
ブラウンHCは、今の76ersについて次のように語ります。
「私は、我々が優勝する力を持つチームだと信じている」
ビッグマンのジョエル・エンビードは、指揮官が最も信頼していると指摘した男です。
バトラーのトレードでやって来たリチャードソンは、相手の主要なボールハンドラーを守ることができ、ホーフォードはエンビードの負担を和らげることができるでしょう。
またブラウンHCは、ポイントガードのベン・シモンズが、夏にショットの改善に取り組んでいたことに、感銘を受けたと明かしました。
そして何よりブラウンHCを驚かせているのが、ラインナップのサイズであり、ハリス、シモンズ、ホーフォードはそれぞれ6フィート10インチ(約208cm)、エンビードは7フィート2インチ(約218cm)、リチャードソンは6フィート6インチ(約198cm)の身長があります。
ブラウンHCは、こう語りました。
「我々は過激なオフェンスと、素晴らしいディフェンスをすることになる。それができるチームなんだ。我々はスリーポイントシュートを量産するのだろうか?それは我々のアイデンティティではない」
昨季、スリーポイントシュート成功率39.7%を記録し、フランチャイズ新記録となる240本のスリーポイントシュートを成功させたレディックは、ペリカンズと契約しました。
それでも、スリーポイントシュートが減ったとしても、ブラウンHCは今の76ersが勝てると信じています。
「2年連続でシーズン50勝を挙げたチームであり、25歳のオールスター(ジョエル・エンビード)と、23歳のオールスター(ベン・シモンズ)も居る。今年は最高のチームだ。ベンチの層は厚く、ベテランも居て、ピースも揃っている。(ゼネラルマネージャーの)エルトン・ブランドは、最高の仕事をしてくれた」