『Detroit Free Press』のビンス・エリス氏によると、デトロイト・ピストンズはニューヨーク・ニックスのガードであるフランク・ニリキナに、関心を持っている可能性があるようです。
I gather #Pistons could have interest in #Knicks guard Frank Frank Ntilikina. The type of young talent team is looking to gain cheaply and hope more is shown as he matures. Only 21. #TooEarlyForTradeRumors
— Vince_Ells56 (@Vincent_Ellis56) October 11, 2019
エリス氏は、ニリキナが環境の変化によって恩恵を得られ、安価な契約でチームに置ける若い才能の選手だと指摘しました。
ただ一方で、ピストンズはプレイオフを目指すために既に3人のポイントガードを保持しているため、ニリキナの獲得を急いでいるわけではないでしょう。
レジー・ジャクソンは今シーズンが契約最終年を迎え、デリック・ローズは2年契約を結び、別のフリーエージェントでティム・フレイジャーも獲得しました。
ピストンズは、ジャクソンが来年の夏にフリーエージェントとなることを見越してニリキナを獲得することで、彼がシーズンを通じてフランチャイズの長期計画に合うかどうかを確かめることができます。
ニリキナの契約は今シーズンが485万ドル、来シーズンは677万ドルのチームオプションとなっていますが、オプション行使の期限は今月末で、ニックスがそれを行使する可能性は低いため、彼が来年の夏にフリーエージェントとなる可能性は高いでしょう。
ニリキナは今年開催されたFIBAワールドカップで活躍を残したものの、彼の将来はまだ不確実なままで、今シーズンもエルフリッド・ペイトンやデニス・スミスJr.らと出場時間を競うことになります。
ニックスはこの夏にニリキナのトレード先を探していましたが、適切な条件を引き出すことができませんでした。