このオフシーズンも、トレードの話題はスター選手にスポットライトが当てられがちですが、ここに驚くべき一つのトレードがありました。
フェニックス・サンズが、インディアナ・ペイサーズにTJ・ウォーレンとドラフト全体32位指名権を譲渡する代わりに、金銭を受け取ったというトレードです。
ウォーレンは近年のサンズで生産的なスコアラーの一人であり、3年3,500万ドルの契約も特に扱いづらいものではないはずでした。
しかし、サンズがドラフト指名権を一緒に送り、その見返りが金銭であったことをからも分かるように、明らかにウォーレンはサンズにとって負の資産として見られていたようです。
最近、『The Athletic』のシャムス・シャラニア氏とのインタビューで、ウォーレンは自身のトレードについて怒りを感じているわけではないものの、サンズが事実上何の対価もなしに自身を放出したことを、間違っていると証明したいと語りました。
「フェニックス・サンズに怒りは無いし、彼らがトレードをしてくれたから、先に進むことを楽しみにしているよ。僕はサンズが間違った決断をしたというだけでなく、ペイサーズが正しい決断をしたということを、NBA全体に証明する準備ができている。僕はお金よりも価値がある選手だってね。それを証明するのが僕の責任だ。サンズは失敗したね」
キャリア6年目を迎えるウォーレンは、サンズで過ごした5年間で平均14.4得点、4.1リバウンドを記録しました。
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