サクラメント・キングスのディアロン・フォックスは、11月11日(日本時間12日)の練習で重度(グレード3)の捻挫を負ったとし、これまで約5週間の離脱を余儀なくされてきました。
そして、ここ数年でフォックスと同じ箇所を負傷する選手は多く、そのほとんどは3~4ヶ月間コートに戻ることができないとされています。
しかし、フォックスは驚くべき回復力を見せており、早ければ12月18日(日本時間19日)のシャーロット・ホーネッツ戦で復帰できると言われています。
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『The Sacramento Bee』のジェイソン・アンダーソン氏によれば、13日(同14日)のニューヨーク・ニックス戦の前、フォックスは自身の回復の早さについて、冗談交じりにこう語りました。
「みんなにウルヴァリン(アメリカの漫画で登場する、怪我や病気を即座に治してしまうキャラクター)の血を引いているって言われるんだ。みんなが言い続けているから、それが僕の新しいニックネームかもね」
フォックスも回復の早さには「驚いた」と言います。
「ほとんどの選手が、グレード3(の負傷)なら戻れないことを分かっていたけど、こんなに早く回復するなんて思ってなかったよ」
最近ではトレーニングの量を増やしており、3on3や、5on5の練習もハードにこなしているようです。
さらにフォックスは、リハビリを経験したことによって、左足首の可動域が負傷前よりも広がったと言います。
「これまで一度も、左足首の可動域をここまで広げたことはなかったんだけど、激しく動かしたりしたから、怪我をする前よりずっと良くなったんだ」
フォックスは負傷前の9試合で、平均18.2得点、7.0アシストを記録していました。
つい先日、キングスのマービン・バグレー三世が親指の骨折から復帰しただけに、フォックスの復帰がチームにとってより良い流れとなることを期待しましょう。
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