41歳の若さでこの世を去ったコービー・ブライアントが、自身の引退試合で60得点を記録したのは、今後も永遠に語り継がれる伝説の一つでしょう。
一方で、この試合について別の論争があります。
ブライアントの60得点目が懸かっていた2本目のフリースローの際、当時ユタ・ジャズに在籍していたゴードン・ヘイワード(現ボストン・セルティックス)は、もしブライアントがフリースローを外しても再び打てるように、みずから意図的にバイオレーションとなる行為をしたのではないかということが、話題に挙がっています。
Mike Tirico explaining what Gordon Hayward did on Kobe’s final game to ensure he dropped 60 will give you chills pic.twitter.com/4d0H7ShiTL
— Barstool Sports (@barstoolsports) January 28, 2020
これについて、多くの人々はヘイワードの行為を称賛していますが、ヘイワード本人はTwitter上で自身の行為について振り返りました。
あの夜のことは忘れられない。あの瞬間のことはほとんど覚えているし、あの夜の目標はコービーと全力で戦うことだった。コービーはそういう存在だったから、僕は彼に対してベストを尽くしたかったんだ。
彼は僕を上回る60得点を記録したし、僕は一晩中、彼に対して自由に何かをやらせることはしなかった。フリースローラインで起きたことは、意図的なことではなかった。もし、僕が彼に自由に何かをやらせれば、コービーは僕をリスペクトしなくなっていただろう。そういったことが、彼をとても特別な存在にしたんだ!
[kanren postid="17354,17350"]He got 60 on me and I didn't give him anything free all night. What happened on the free throw line was not intentional. Kobe would have lost respect for me if I gave him something free. That’s what made him so very special!
— Gordon Hayward (@gordonhayward) January 28, 2020