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マイケル・ジョーダン氏も受け入れるホーネッツの再建計画

シャーロット・ホーネッツのゼネラルマネージャーであるミッチ・カプチャック氏は、チームの再建のために必要なビジョンを持っています。

最も重要なのは、持続可能な成功のための計画から逸脱しないこと――。

過去数ヶ月間、カプチャック氏はホーネッツの現状に”再建”という言葉を避けてきましたが、地元メディア『The Charlotte Observer』のインタビューの中で、彼は再建に対する明確な計画、ビジョンについて明かしました。



2018年春にカプチャック氏がホーネッツのゼネラルマネージャーに就任して以来、チームはようやく十分なキャップスペースが確保できる環境にあります。

ドラフトで加入する選手のコストにもよりますが、今年の夏は少なくとも2,800万ドルのキャップスペースを得られるでしょう。

シーズンが始まる前、カプチャック氏はスター級のフリーエージェントの獲得を狙っているわけではないことを明かしましたが、このキャップスペースはサインにしろ、トレードにしろ、活用することができます。

カプチャック氏は次のように語りました。

「これだけのお金が用意できれば、ほぼ全ての選択肢を検討することができる。マックス契約について話し合うこともできる。(トレードで)他の選手を直接キャップルームに加えることもできるし、あるいは(他のチームが手放したいと思っている)高給な選手(を獲得すること)によって、ドラフト指名権を得られるかもしれない」

ホーネッツの再建計画の一つは”サラリーキャップに柔軟性を持たせること”であり、カプチャック氏は次のように語ります。

「ようやく柔軟性が出てきた。今後は気をつけていかなければならない。スターの一人がフリーエージェントでここに来たいと思うような文化や、若い資産を生み出すまでに至っていないからね」

明確な計画、ビジョンがあるため、カプチャック氏はホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダン氏もチームの再建を受け入れていると語ります、

「彼は私たちのやっていることを100%理解してくれている。私たちは夏に何らかのアプローチを取ることを決め、それが今シーズン(の損失)に繋がることを知っていた。だから驚くことはない。

私たちの計画は時間がかかるだけ。19歳の若い選手をドラフトするが、勝利に貢献できるようになるまでには2~3年かかるだろう。また、いくつかの契約からも少しずつ抜け出さなければならなかった。それも1~2年かかる」



ホーネッツは2016年以降一度もプレイオフに出場できていませんが、カプチャック氏には再建の道が見えているのかもしれません。

そして同時に、彼は責任の大きさも理解しています。

「ここに来て2年、私たちがやろうとしているビジョンが明確になってきた。だが、この2つの指名権で選ぶのは私たちの責任だ。私たちがそのキャップスペースを埋めるのであれば、賢く使う必要がある」

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