元トロント・ラプターズ、マイアミ・ヒートの一員で、2度の優勝経験を持つクリス・ボッシュは、自身が今年の殿堂入りの最終候補にさえ選ばれなかったことへの不満を隠さずにはいられません。
先日、殿堂入りの最終候補者8名が発表され、その中にはコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットらが含まれていましたが、一方でボッシュの名前はありませんでした。
『AP』によれば、ボッシュはソーシャルメディア上のビデオの中で「失望」「残念」「がっかり」という言葉を頻繁に使用し、殿堂入りの最終候補に自身の名前が無いことについて語りました。
「私は競争力のある人間だ。これまでもずっと競争してきた。多くの人は私の本当のことを知らないかもしれないが、私は激しい競争者で、負けず嫌いなんだ。バスケットボールを始めた瞬間から、ずっとそうだった。だから、これ(殿堂入りの最終候補に名前が無かったこと)を聞いてがっかりしているよ」
ボッシュはキャリアで11回のオールスター出場を果たし、キャリア平均19.2得点、8.5リバウンドを記録しました。
彼よりも多くのオールスター出場回数と、平均スタッツを記録した選手は過去に12人居ますが、その全員が殿堂入りをしています。
「人々がよく口にすることの一つは”来年ならどうだろう?”ということだ。だが、もし来年が無かったとしたら?私は毎日そう考えてしまう。みんなにも考えてほしい。明日が無いとしたらどうだろうか?」
来月で36歳になるボッシュは、自身が健康さえ維持していれば、まだNBAで戦えると考えています。
ボッシュは2015-16シーズンにオールスターに選ばれた後、オールスターゲーム前に足の片方に血栓があったことが発覚し、その後コートに立つことはありませんでした。
ボッシュは「自身のキャリアが短かったことに失望している」と語ります。
[kanren postid="17350"]「私はまだバスケットボールをしているべきだと思うが、うまくいかなかった。素晴らしい(殿堂入りの)クラスに加わることができる可能性もあったが、資格さえ得られなかった。私の言いたいことが分かるだろうか?ただただ、がっかりだよ」