新型コロナウイルスの影響により、NBAは無期限のシーズン中断を決定しましたが、その判断が正しいかどうかは分かりません。
それでもポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーは、前例の無い状況でどのように対処したかということについて、NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏を称賛しています。
『NBC Sports Northwes』のリンジー・ウィズネスキー記者によれば、アンソニーは物事が最終的にどのような結末を迎えるかに関係なく、シルバー氏は今できる最大限のことをやったと語りました。
「(新型コロナウイルスは)NBAが戦えるものでも、触れられるものでもない。NBAよりも深く、大きなものだ。だから、僕はシルバー氏がNBAを中断する決定を下してもいいと思った。もしNBAがシーズンを中断しなかったら、他のリーグもそれに従うことは無かっただろう。多くのことが影響を受けているんだ。だから、誰もがその計画を理解しなければならない」
アンソニーがコメントしたように、NBAがユタ・ジャズのルディ・ゴベアの新型コロナウイルス感染を知ってシーズンを中断させたという事実は、他のリーグが決めかねていたシーズン中断をリードしたかのようにも見えました。
シルバー氏の着実なリーダーシップによって育てられたNBAの慎重かつ直接的な行動こそ、不測の状況下でどのように対処するかという手本を、他のリーグのリーダーに示したとも言えるでしょう。
シルバー氏はプロスポーツ界最高のコミッショナーではないにしても、彼の実用的かつ進歩的、そして刺激的なリーダーシップは長い間称賛されてきました。
リーグの選手たちがシルバー氏に信頼を寄せているのが何よりの証拠であり、そのリーダーシップこそNBAをかつてないレベルの成功に導いた一つの方法なのです。
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