デトロイト・ピストンズのフォワードであるクリスチャン・ウッドと、新型コロナウイルスの試合は終了を迎えたようです。
『Special to Detroit Free Press』のデイナ・ガウルダー記者によれば、ウッドの代理人であるアダム・ペンサック氏は、ピストンズ唯一の新型コロナウイルス感染者として知られるウッドが「すっかり良く、完全に回復した」と伝えました。
ウッドは新型コロナウイルス感染が確認された10人のNBA選手のうちの一人です。
ピストンズが最後に試合を行ったのは、NBAがシーズン中断を決定した日と同じ3月11日で、ウッドの陽性反応は3月14日に確認されました。
ピストンズは3月7日にユタ・ジャズと対戦し、現在ジャズではルディ・ゴベアと、ドノバン・ミッチェルの新型コロナウイルス感染が確認されており、ウッドは試合の大部分でゴベアとマッチアップしています。
ウッドは感染が確認された後、自主的な隔離をし続け、チームの医療スタッフの管理下に置かれていました。
WHO(世界保健機関)によれば、新型コロナウイルスの軽症患者の回復期間の中央値は約2週間であり、重症や重篤患者の場合は回復に3~6週間を要するようです。
事情に詳しい関係者(ウッドや彼の症状について、公式に話す権限が無かったため)は、ウッドが回復を確認するための複数の医学的検査で合格し、木曜日には正式に完全な回復が認められるだろうと語りました。
デトロイトが位置するミシガン州では、2,200件以上の新型コロナウイルスの症例が報告されており、うち43人が死亡しています。
何はともあれ、ウッドが無事に回復したのは喜ばしい限りです。
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