複数のチームが、インディアナ・ペイサーズとビクター・オラディポの将来に注目していると、『SNY.tv』のイアン・べグリー記者が伝えています。
ペイサーズとオラディポが契約延長に同意しない場合、オラディポは2020-21シーズンにフリーエージェントとなります。
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『ESPN』のザック・ロウ記者によると、ペイサーズとオラディポは2019-20シーズンの開幕前に、契約延長の可能性について”非常に軽く”話し合ったとされています。
べグリー記者は、その話し合いで出された金額が4年8,000万ドルであり、それ以上の進展は無かったと伝えています。
厳密に言えば、オラディポは今シーズンを含めて2年間の契約を残しており、提示できる契約延長の年数は3年であるため、べグリー記者が伝えた4年8,000万ドルの金額には、2020-21シーズンの2,100万ドルの契約が含まれている可能性があるでしょう。
2020-21シーズンが始まればオラディポは再び契約延長の対象となり、この場合は4年間の契約延長を結ぶことが可能で、4年最大1億1,300万ドルの契約延長を結ぶことができます。
現時点では、ペイサーズがオラディポと契約延長、もしくは再契約をしない理由はほとんどありません。
ペイサーズは既にマルコム・ブログドン、ドマンタス・サボニス、マイルズ・ターナーらと年間1,800万ドル以上の複数年契約を結んでいるため、今後数年間はキャップスペースの柔軟性を失うことになります。
しかしオラディポに関しては、バード権を行使することでサラリーキャップを超過しても再契約を結べるため、ペイサーズがこれを活用するのは理にかなっています。
とはいえ、オラディポが怪我で離脱していた時の成績(32勝20敗)が、オラディポ復帰後の成績(7勝6敗)を上回っていたことは注目に値するでしょう。
今はサンプルの数が少ないものの、今後のペイサーズとオラディポの相性によっては、オラディポのフリーエージェントの憶測がより白熱する可能性も考えられます。