昨年5月、デイミアン・リラードはポートランド・トレイルブレイザーズと4年1億9,600万ドルのスーパーマックス契約を結ぶことによって、フランチャイズにさらなる歴史を追加する道に歩み始めました。
しかし数年前には、リラードは別のチームで道を歩むことになると信じていたようです。
『Vanity Fair』のインタビューの中で、ファンとしてニューヨーク・ニックスに来てもらいたいと記者から尋ねられたリラードは、興味深い答えを返しました。
「数年前はそこに移籍すると思っていた。トレードの噂を聞いていたのさ。(マディソン・スクエア)ガーデンはお気に入りのプレイ場所の一つだよ」
リラードがトレードされるという噂の発端は、『ESPN』のスティーブン・A・スミス記者の情報でした。
『Blazers Edge』によれば、彼は2018年夏に自身のラジオ番組で次のように言及しています。
「(ウェスタン・カンファレンスで)3位のチームであったにも関わらず、彼らはプレイオフで注目させるようなチームではない。そのためリラードの放出を求める人々もいる。彼はポートランドが大好きであったとしても、去る準備をしなければならない。
もしデイミアン・リラードがポートランドを離れるのであれば、私が聞いている移籍先は2チームだけだ。彼はニューヨークかロサンゼルスにしか興味を持っていない。ロサンゼルスはレイカーズであって、クリッパーズではない。それがデイミアン・リラードの望みだ」
2018年のプレイオフのファーストラウンドで、第3シードのブレイザーズが第6シードのニューオーリンズ・ペリカンズに4連敗を喫し、シリーズ敗退となった数ヶ月後、この情報は提供されました。
リラードが先頭を切るチームに限界を感じ、首脳陣が大きな変化を望む可能性があったことを考えると、リラードがその噂を信じるのも無理はないでしょう。
しかし、今のリラードとブレイザーズを見ると、スミス記者の情報が本当にあったのかとさえ疑わしくなるほど、素晴らしい関係を築き上げています。