ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、人種差別や社会的不正に抗議している現状でシーズンを再開させることに反対しているように、ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードも彼の意見に賛同しています。
ハワードは『CNN』を介して、次のように声明を出しました。
「僕はカイリーを支持する。バスケットボールやエンターテイメントの時間は現時点で必要とされておらず、気が散るだけだ」
「気を散らすものが少なければ少ないほど、自分自身を見つめ直すために行動を起こすことができる。国家はファミリーによって成立する。黒人やアフリカ系アメリカ人は国家でも国籍でもない。僕たちファミリーが独自の国家となる時が来た。解決するまでバスケットボールはない」
Dwight Howard statement, provided by his agent, to CNN: pic.twitter.com/sk9uSSHlpp
— Jill Martin (@ByJillMartin) June 14, 2020
ハワードが在籍するロサンゼルス・レイカーズは49勝14敗でウェスタン・カンファレンス首位と順調なシーズンを送っており、優勝候補の一つとして見なされていますが、彼でさえもバスケットボールをやっている場合ではないと主張することから、NBA選手が現状をどれだけ深刻に受け止めているか想像することは難くないでしょう。