新型コロナウイルスは多くの患者に数週間に渡って何らかの影響を与えることは知られていますが、長期的な症状についてはあまり判明していません。
今年3月、NBA選手で最初に新型コロナウイルスの陽性反応が出たゴベアは、自身の症状について「嗅覚と味覚が消えた」と語りましたが、それから3ヶ月半が経過した今でもゴベアは長期的な症状に悩まされているようです。
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新型コロナウイルス感染から2週間が経ったルディ・ゴベア「嗅覚と味覚が消えた」
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フランスのスポーツメディア『L'equipe』とのインタビューに応じたゴベアは、自身の現状について次のように語りました。
「味覚は回復したけど、嗅覚がまだ完全ではない。匂いを嗅ぐことはできるけど、離れていると何も感じないんだ。専門家に相談したら、1年ほど続く可能性があると言われた」
幸いにも、バスケットボールで匂いを感じ取る必要はありません。
また、そうした症状が残っているからといって、他の選手に新型コロナウイルスを感染させる恐れもないでしょう。
ゴベアや、彼のチームメイトであるドノバン・ミッチェルは、既に3月下旬の時点で陰性反応が出ています。
ただ、オーランドでのシーズン再開に参加するかどうか検討している選手の中には、ゴベアのように症状が残ることを恐れ、プレイしないことを選択する選手も出てくるかもしれません。