ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは、8月17日(日本時間18日)に行われたデンバー・ナゲッツとのプレイオフ第1ラウンド第1戦で、プレイオフ史上3位となる57得点を記録しました(1位は1986年のマイケル・ジョーダンの63得点、2位は1962年のエルジン・ベイラーの61得点)。
しかし、試合は延長戦の末にナゲッツが135-125で勝利しており、ミッチェルは4点リードで迎えた第4クォーター残り1分46秒の時点で8秒バイオレーションを取られてしまったことを反省しています。
『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によれば、ミッチェルは「負けるのは辛いけど、コントロールできることはたくさんある」と振り返りました。
「8秒バイオレーションを取られてしまい、相手が3ポイントシュートを決め、試合全体の流れが変わった。
リーダーとして、ポイントガードとして、酷いプレイだった。時間をかけて歩いていただけだから、もっと意識する必要がある。その一つのプレイが勝敗を左右したとは思わないけど、重要な場面だった」
ミッチェルが8秒バイオレーションを吹かれてしまった理由は、チームメイトのルディ・ゴベアがリバウンドを取り、ナゲッツのニコラ・ヨキッチがボールを弾いてアウトオブバウンズとなった時、ショットクロックが24秒ではなく22秒であったためです。
それはいつでも起こりうるミスかもしれませんが、接戦の終盤で起きてしまったのはジャズにとって打撃でした。
とはいえ、敗戦した中でもミッチェルは最高のパフォーマンスでチームを牽引していました。
プレイオフでは主力選手でさえスランプに陥る可能性がある中、キャリア3年目のエースがこれだけのパフォーマンスを見せたことはポジティブに考えるべきでしょう。