ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、8月20日(日本時間21日)に行われたロサンゼルス・レイカーズとのプレイオフ1回戦第2戦で左手の人差し指を脱臼しましたが、22日(同23日)に行われる第3戦には出場可能なようです。
『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によれば、ブレイザーズのテリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)は、リラードの状態について次のように語りました。
「一日を通して複数の治療を行っている。添え木を着けることになりそうだが、プレイは可能だろう。デイム(リラードの愛称)は多くの怪我を乗り越えてプレイしてきたし、今はプレイオフだから誰も驚かない。ただ、確かにチームの士気は高まるね」
シーディングゲームズのMVPに選出され、第1戦でも34得点の活躍でチームを勝利を導いたリラードは、優勝候補のレイカーズと渡り合うためにブレイザーズにとって必要不可欠な選手です。
しかし一方で、ブレイザーズのパワーフォワードであるザック・コリンズは左足首のストレス反応のために手術を受け、2019-20シーズンの残りの試合を離脱することになると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は伝えています。
コリンズの怪我は来週に再検査が行われると予想されていたものの、チームは彼の怪我に直ちに対処することを決めたようです。
歴史的な1回戦突破を目指すブレイザーズにとってコリンズの離脱は打撃になりますが、だからといって壊滅的になるというわけでもないでしょう。
コリンズは今季の大半を怪我で離脱しており、レギュラーシーズンとシーディングゲームズの合わせてわずか11試合しか出場しておらず、プレイオフの2試合も出場していませんでした。
また、ブレイザーズはコリンズが不在であったこの2試合で、レイカーズのビッグマンに対抗するためのユスフ・ヌルキッチとハッサン・ホワイトサイドのラインナップも試してきました。