ケビン・デュラントのフリーエージェントをめぐる”5つの大きな疑問”

(引用元:nypost.com)

今夏にフリーエージェントとなれるゴールデンステート・ウォリアーズのケビン・デュラントは、依然として自身の意思を公にしていません。

 

しかし、それでも我々は彼の決断をいくらか想像することもできるでしょう。

 

今回は、そんな中で生まれたデュラントのフリーエージェントをめぐる”5つの大きな疑問”を見ていくことにします。



アキレス腱断裂による経済的影響とは?

デュラントはNBAファイナル第5戦でアキレス腱を断裂したにも関わらず、彼の経済的影響はほとんど触れられることがありません。

 

つまり、それだけデュラントが積み上げてきたものは大きく、壊滅的な怪我を負っていたとしても、デュラントと契約するリスクは取るに足らないものなのです。

 

ニューヨーク・ニックスは最大4年のマックス契約を提示することで失うものは無いに等しく、潜在的にマイナスのように思えることでさえ彼らには価値があるように見えます。

 

一方でウォリアーズは、サラリーキャップと継続性の観点から、最大5年のマックス契約を提示する必要があるでしょう。

 

もしデュラントが去ったとしても、ウォリアーズが多くのお金を使うことは出来ず、大半がサンクコスト(埋没費用)となってしまうからです。

 

確かにデュラントのアキレス腱断裂は、ニックスやウォリアーズにとって痛手ではありますが、だからといって彼と契約しないことが正しいわけではありません。

 

だからこそ、デュラントのフリーエージェントの噂は非常にヒートアップするのです。

 

デュラントにとっての”未完のビジネス”は?

ウォリアーズがトロント・ラプターズとのNBAファイナル第6戦に敗れて3連覇の夢が潰えた後、クレイ・トンプソンの父であるマイケル・トンプソン氏は興味深い指摘をしました。

 

簡単に言えば、もしウォリアーズがラプターズを下して3連覇を成し遂げていたら、たとえデュラントが怪我で出場できなくとも、彼は移籍していただろうということです。

 

しかし、それが起こらなかった今、デュラントにとってアキレス腱の断裂はリベンジの理由となるでしょう。

 

そしてデュラントクレイ・トンプソンは、2020-21シーズンに万全な状態で王朝の復活を試みるかもしれません。

 

怪我で優勝を逃すのは残念なことであり、それが原因で王朝の終焉となるのも同じくらい憂鬱なものです。

 

シーズンMVP、オールスターMVP、NBAチャンピオン、ファイナルMVPと様々なことを成し遂げてきたデュラントですが、彼のウォリアーズにおけるビジネスは、まだ完成されたとは言えないのではないでしょうか。



他の移籍先はどこ?

ニックスはデュラントを獲得するために約18ヶ月を費やし、ウォリアーズはもちろん両手を広げてデュラントを迎え入れようとしています。

 

現状ではニックスとウォリアーズがデュラントの最有力な移籍先として知られていますが、その他の28球団の中で移籍先となり得そうなチームはあるでしょうか?

 

ロサンゼルスは魅力的な候補ですが、レイカーズでそれが実現するとは考え難く、クリッパーズの最大の焦点はカワイ・レナードです。

 

唯一考えられるとすれば、カイリー・アービングとの繋がりが噂され、キャップスペースに空きがあるブルックリン・ネッツだけでしょう。

 

この可能性を議論するのは極めて難しいことですが、ネッツが成功を収めるために近道でもあります。

 

ただし、交渉が簡単に進むことはありません。

 

2人目のスター獲得 or 再びドラフトに期待?

もしデュラントがウォリアーズと再契約した場合、成功のためにすべきことは至ってシンプルです。

 

2019-20シーズンをステフィン・カリードレイモンド・グリーンに託し、デュラントは2020-21シーズンの復帰に向けてリハビリをするだけでしょう。

 

これで再びチャンピオンリングを目指す準備は整います。

 

一方で、ニックスとの契約は複雑な道です。

 

選択肢は2つ、2人目のスター選手を連れてくるかもう一度ドラフトで上位指名権を得るか、となります。

 

前者であれば、連れてくるのはやはりカイリー・アービングが最適でしょう。

 

後者であれば、デュラントは単独でニックスに加わり、再び下位に沈み、上位のドラフト指名権(トップ5が望ましい)を得るべきです。

 

その資産は、スター選手を獲得するためのトレードにも利用できます。

 

どちらにせよ、デュラントが健康であっても、彼一人だけにニックスを託すべきではありません。



王朝は立て直すことが可能?

仮にデュラントがウォリアーズに戻ったとしても、必ずしも王朝を立て直すことが出来るとは限りません。

 

トンプソンは左膝前十字靭帯の断裂から回復する必要があり、来夏はグリーンもフリーエージェントになるため、主力のサラリーはさらに高くなり、リザーブメンバーに十分な資金を回せるかも疑問です。

 

それでも、ウォリアーズは2020年代に向けて円滑に動き出していると言えるでしょう。

 

スティーブ・カーHCは定着しており、ボブ・マイヤーズGMは巧みな手腕を見せてくれるはずです。

 

ショーン・リビングストンアンドレ・イグダーラの契約も切れることで、キャップスペースに余裕が生まれ、若い選手を育てることもできます。

 

カリーはどこにも行きませんし、トンプソンもブレることはありません。

 

スプラッシュ・ブラザーズがウォリアーズのロスターにある限り、勝利を挙げることはまだ可能です。

 

デュラントが戻り、彼がアキレス腱を断裂する前ほどのアドバンテージを失っていたとしても、ウォリアーズが再び優勝争いを繰り広げるのはおかしなことではないでしょう。

 

王朝を立て直す一歩を踏み出すためにも、ウォリアーズはデュラント以外に取って代わる選手が居ないという事実を、彼に訴えなければなりません。

(参考記事:Five Big Questions Surrounding Kevin Durant’s NBA Free Agency

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