『New York Times』のマーク・ステイン氏は先日、今夏にフリーエージェントとなるシャーロット・ホーネッツのケンバ・ウォーカーを獲得するチームの候補として、新たにボストン・セルティックスを浮上させました。
ステイン氏は当初、セルティックスを”密かに狙っているチーム”と指摘しましたが、どうやら現状では”密か”ではないようです。
さらにステイン氏は付け加えて、何ヶ月もウォーカーの獲得を狙っているダラス・マーベリックスもまた、「ボストンと最前線にいる」と伝えました。
『Charlotte Observer』のリック・ボンネル氏は、いくらかの見通しを付け加えています。
2つのNBAの情報筋が、セルティックスがケンバ・ウォーカーに対して真剣に関心を抱いているというステイン氏の報告を裏付けている。フリーエージェントが6月30日に解禁となった時、私はホーネッツがこのことに先手を打つのか疑問を持っている。そして、私はケンバが全ての勧誘に耳を傾けるだろうと思う。
Two NBA sources confirm @TheSteinLine report that Celtics are seriously interested in @KembaWalker. I doubt the Hornets put this thing to bed pre-emptively when free-agency opens June 30. Plenty of suitors, and I assume Kemba will listen to all the pitches.
— Rick Bonnell (@rick_bonnell) June 25, 2019
29歳のウォーカーは直近3シーズン連続でオールスターに選出されており、2018-19シーズンは82試合で1試合あたり平均25.6得点、4.4リバウンド、5.9アシストを記録しました。
同じくフリーエージェントとなるカイリー・アービングやケビン・デュラント、カワイ・レナードらと比較すれば多少は劣るかもしれませんが、それでもウォーカーはマックス契約を得られるピュアスコアラーの一人です。
特にアービングが去ることが確実視されているセルティックスにとって、アービングはこの上ない代わりの選手となるでしょう。
仮にアービングとアル・ホーフォードがチームを抜けたとしても、ウォーカー、ゴードン・ヘイワード、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマートといった中核がいれば、セルティックスはイースタン・カンファレンスで競争力を維持できるはずです。
ただし、ウォーカーは8年間のキャリアを全てホーネッツに捧げ、この数ヶ月間もホーネッツとの再契約に意欲を示してきたことを考えると、セルティックスやマーベリックスがウォーカーを獲得できるという保証は一切ありません。