優勝したにしろ、しなかったにしろ、トロント・ラプターズがカワイ・レナードの背番号『2』を永久欠番にするのかどうか、意見が分かれるところでしょう。
1995年のチーム創設以来、毎年シーズンチケットを購入しており、ラプターズの”スーパーファン”として知られているナヴィ・バティア氏は、この考えに反対する人物の一人です。
バティア氏は『SportsNet』のルーク・フォックス氏との対談で、レナードの移籍から触れました。
「私は彼が正しく、賢明な決断をすると思っていたけど、彼は賢明な決断をしなかったね。彼は去ってしまった。今、彼が私の中で最も関心の無い選手だよ。私の(応援している)チームに集中しているんだ。試合の前にも後にも彼に愛情を注ぐけど、48分間はフリースローを外させるためにタオルやジャージーを回すつもりさ。全てのファンがノイズを出してくれるよ」
それから、レナードの背番号を永久欠番にするべきか尋ねられると、バティア氏は次のように反対しています。
「ないね!ちっとも考えられない。(優勝は)彼だけのおかげではないんだ。(フレッド)ヴァンブリートが居たからだ。マーク・ガソルが(ジョエル)エンビードを守ってくれたからだ。(カイル)ラウリーが思う存分プレイしてくれたからだ。たくさんの人のおかげだ。カワイだけではない。人々は彼を称賛しすぎている。彼はチームの一員なんだ」
たった1年間でエースとして優勝に導いたレナードの功績は、確かに称賛されるべきものがあります。
しかしバティア氏が言うように、ラプターズが優勝できたのは彼だけのおかげではありません。
レナードの1年間をどう評価するかによって、彼の背番号を永久欠番にするべきかは変わってくるでしょう。
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