中国で開催される2019FIBAワールドカップに先駆けて、オーストラリアのメルボルンでは8月22日と24日に、アメリカ代表とオーストラリア代表がエキシビションゲームを行います。
最初の対戦で、両者は互いの脅威に直面することになるでしょう。
『AP』によれば、アメリカ代表の指揮官であるグレッグ・ポポヴィッチHCは先日、オーストラリア代表についてこう語りました。
「とても大きな脅威だよ。彼らは間違いなく、全てで勝利を収められるチームの一つだ。私がここにいるから言っているのではない。それが事実なんだ」
ポポヴィッチHCは、続けて語ります。
「彼らは数年前から親密で、ハングリーだ。才能にも溢れている。タフネスも、身体能力もある。間違いなく、トップを争える候補の一つだと思うよ」
オーストラリア代表は、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの3位決定戦で、スペイン代表に惜しくも1点差で敗れたものの、4位という好成績を残しました。
そしてアメリカ代表としては、スーパースターがほぼ居ない状況で戦うことを強いられています。
しかし、アメリカ代表のケンバ・ウォーカーは、従来に比べて戦力の乏しいアメリカ代表への批判が、逆に出場する選手の力になっていると語りました。
「僕たちは気にしていない。ここに居たいと思い、ここに時間を割き、それ(批判)をモチベーションにしているんだ」
今回のエキシビションゲームでも、アメリカ代表が有利であるという理由はあります。
過去55年間、アメリカ代表はオーストラリア代表との25試合全てに勝利しているからです。
それでも油断は禁物で、オーストラリア代表はアメリカ代表に今度こそ打ち勝とうと、チャレンジしてくることでしょう。