ブルックリン・ネッツのガードであるスペンサー・ディンウィディーは、NBA史上初となる契約の全てをデジタル投資の手段に用いる選手となり、3年3,400万ドルの契約を一括払いされることを望んでいます。
『New York Times』のブライアン・ルイス氏によると、ディンウィディーはNBAと選手協会が、この措置を承認してくれることに確信を持っていると語りました。
「彼らは(長い時間をかけて審議して)何をするつもりなのか、僕を止めようとするのかな?つまり、僕を止めようとすることは出来たんだ。それから、そうするために彼らは法的措置を持つ必要がある。本当にやりたいのか?それをするのは悪いPRではないのか?僕が、(国歌斉唱の際に片膝をつき、NFLと対立した)コリン・キャパニックのように見え始めるかもね」
ディンウィディーは加えて、先日の理事会の会議で変更されたタンパリングの規則についても、不満をあらわにしました。
「ネッツやクリッパーズのような非伝統的な勢力が勝ってしまうから?僕の理解だと、(タンパリングをして)勝ったのがレイカーズやニックスだったとしたら、それは問題にならないけど、勝つのがクリッパーズやネッツだから(問題になるの)かな?」
ネッツは今年の夏、ケビン・デュラントやカイリー・アービングを新たに加入させ、ディンウィディーはリクルートの役割を担ったとされています。
その他にも、ネッツはアトランタ・ホークスとのトレードを介してトーリアン・プリンスを獲得するなど、新たな顔ぶれで来季を迎えることになるでしょう。
ディンウィディーは、プリンスについて次のように語りました。
「彼は嬉しいサプライズになるだろうね。多くの人が過小評価している。(彼は)本当に、本当に、ショットを決めることができるんだ」