シカゴ・ブルズのホームであるユナイテッド・センターには、マイケル・ジョーダンの『23』や、スコッティ・ピッペンの『33』といった、偉大なレジェンドの永久欠番が垂木にかかっています。
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、2013年12月に初めてその下でプレイをした時、畏敬の念を抱いていたようです。
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『ESPN』のエリック・ウッドヤード氏によれば、11月18日(日本時間19日)のブルズ戦に115-101で勝利した後、アデトクンボは史上最高の選手の一人になりたい意志があることを明かしました。
「史上最高の選手の一人になりたいのは確かだ。でも、そのためには一貫性がないといけない。最終的には、勝てないと評価されないからね。努力しても、勝てなければ意味が無い」
アデトクンボは33得点、10リバウンドと勝利に貢献するパフォーマンスを見せましたが、彼が十分に感じていない理由は、8本のターンオーバーや5度のファウルがあったからでしょう。
今シーズンの13試合を通して見ても、アデトクンボは既に3試合でファウルアウトを経験しており、今回のブルズ戦を含む6試合でも4ファウル以上をコールされています。
それでも、バックスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは、そういった問題をアデトクンボの教訓だと考えており、実際に彼があらゆる経験から学んでいると語りました。
「13~14試合で、彼はファウルトラブルに陥っている。良いことに、彼はそれを利用してプレイを学んでいると思うよ。彼は常に成長し、様々な経験から学んでいるんだ。それがヤニスを特別なものにしている」
多くの試合でファウルトラブルに陥っているにも関わらず、アデトクンボは今シーズン平均30.1得点、14.3リバウンド、6.5アシストと、MVPを受賞した昨シーズンを上回るスタッツを残しています。
アデトクンボは、自身の偉大さの追求が、ブルズのレジェンドたちによって触発されたことを認めました。
「確実にモチベーションとなったね。(シカゴは)素晴らしいバスケットボールの街だ。マイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンがプレイした街だから、余計に想いが強くなるよ」
アデトクンボは、バックスのホームであるファイサーブ・フォーラムの垂木に、いつか自身の背番号がかけられる日を望んでいます。
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