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若い選手はバスケットボールをする前に、サッカーを経験すべき?

ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、少年時代にエジプトに住んでいた経験から、バスケットボールを上達させるための独自の考えを持っています。

『Men in Blazers』のサッカー番組に出演したカーHCは、次のように語りました。

「もし私がバスケットボールの独裁者だったら、ユース・バスケットボール・プログラムに参加する全ての選手にサッカーをやらせるだろうね」



カーHCは、バスケットボールの前にサッカーをした方が良い理由について、次のように語りました。

「(バスケットボールをする)若い選手たちは、全員と1on1でドリブルをして破ろうとする。彼らは信じられないほど恵まれた才能でドリブルをするけど、どうやってパスを出して、どうやって動けばいいのか理解していないんだ。サッカーがそれを彼らに教えてくれる」

要するに、カーHCは若いバスケットボール選手が個人の能力に頼りがちなことを指摘しており、彼はそのようなスタイルだけではチームスポーツの世界で通用しないことを、若い時に経験していました。

「エジプトに居た時は、みんながいつも(サッカーで)遊ぶから、たくさんやったよ。通りにエジプト人の子どもたちがいて、(ゴールポストを見立てた)2つの石を置き、紐と布でできたボールで3on3や2on2をしているのを、どこでも見ることができる。実際に、僕のクラスのアメリカ人学生が、エジプト人学生に戦いを挑んだ時のことを覚えているよ。酷いアイデアだったね。我々は完敗したんだ」

カーHCは、実際にNBAで活躍していたパサーが、サッカー経験者であったことを語っています。

「サッカーを経験して大人になった選手は、パスが上手だ。スティーブ・ナッシュは信じられないようなパサーで、トニー・クーコッチは美しいパスを出した。私はトニーが練習でボールを蹴っているのを見ていたよ。膝の上でジャグリングをして、首の裏側にボールを乗せるんだ。彼はそれが大好きだった。彼がサッカーの影響を受けたことは間違いない」

カーHCは、続けて語りました。

「(サッカーをする子どもたちは)トライアングルの概念を理解している。彼らはパスを出して、ディフェンスの後ろを走るという概念を理解している。それがサッカーだ」

ドリブルも重要なスキルの一つですが、チームスポーツの世界では、パスはもっと重要なスキルだと言えるでしょう。

全員が全員とは限りませんが、皮肉にも、その重要性を理解するにはバスケットボールよりもサッカーを経験した方が早いのかもしれません。

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