考察

2020年のオールスター選出者を予想!【イースト編】

さて、2月16日(日本時間17日)に開催されるオールスターゲームに出場する選手を決める時期が、今年もやって来ました。

オールスター投票はファンも参加することができ、投票は12月25日より開始されます。

NBAのオールスター投票は、ファンが50%、メディアと選手がそれぞれ25%の影響を与えるようになっているため、必ずしもファン投票で1位を取った選手がオールスターの先発に選ばれるとも限りません(先発選手になるには、票の総数がガードでは2位以内、フォワードでは3位以内に入る必要があります)。

例えば昨シーズン、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチはファン投票で2位を獲得しましたが、メディアと選手の投票が少なかったため、オールスターに選出されることすらありませんでした。

それでも、オールスター出場が確実的な選手や、可能性が高い選手、当落線上にある選手は何人か居るはずです。

ということで、ここでは2020年のオールスターゲームに出場する可能性のあるイースタン・カンファレンスの選手を、それぞれ見ていきましょう。(スタッツは日本時間12月22日終了時点)

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出場が確実的な選手(バックコート部門)

ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)

得点 リバウンド アシスト
28.2 5.0 7.0

ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングの欠場が多いことを考えると、ビールは自身3度目のオールスター出場が保証されていると考えても良いでしょう。

ウィザーズがリーグで最も速いペースでプレイしているため、ビールの得点とアシストがキャリア最高の数字を記録しているということもありますが、彼のオフェンスに対して多くのディフェンスが注意を向けていることを考えると、パフォーマンス面でもオールスター出場は当然と言えます。

ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)

得点 リバウンド アシスト
22.6 4.2 5.4

セルティックスでも確固たる地位を築いたウォーカーは、選手の負傷離脱に悩まされる中でも健康を維持し続けています。

スコアリングはシャーロット・ホーネッツ時代よりも落ちたように思われがちですが、3ポイントシュート成功率はキャリア最高の40.5%を記録しており、36分換算ではスコアリングもホーネッツ時代と遜色ないものとなっています。

昨シーズンにキャリア初のオールスター選出を果たしたウォーカーが、2年連続で選出されることは確実的でしょう。

ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)

得点 リバウンド アシスト
14.3 6.8 8.2

既にシモンズがオールスターに値する選手であることを否定はできません。

彼はアシストでもリーグのトップ5に入っているほか、フィールドゴール成功率も56.2%と素晴らしい安定感を備えています。

そして何より、今シーズンに初めて成功させた3ポイントシュートを、オールスターの舞台でも打ってくれることに期待しましょう。

出場が確実的な選手(フロントコート部門)

ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)

得点 リバウンド アシスト
31.4 12.7 5.5

アデトクンボのオールスター出場に反対することほど、無意味なことは無いでしょう。

それどころか、彼はイースタン・カンファレンスのトップ票候補でもあります。

昨シーズンにMVPを受賞したにも関わらず、今シーズンは3ポイントシュートを含めてパフォーマンスをさらに向上させ、バックスをリーグ最高勝率のチームに導いている以上、他に言えることはありません。

ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)

得点 リバウンド アシスト
23.1 12.8 3.2

一貫性には欠けているかもしれませんが、それでもエンビードは攻守で絶対的なモンスターです。

昨シーズンより成績が落ちていると言えど、彼がNBAで最高のセンターの一人であることは間違いありません。

あと1ヶ月もあれば、エンビードはより堅実な評価を得られるでしょう。

ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)

得点 リバウンド アシスト
20.4 6.4 6.8

今シーズンのバトラーはプレイメイカーとしての役割を楽しんでおり、1試合あたり平均20得点以上を記録しながら、キャリア最高のアシスト数も記録しています。

夏のヒートへの移籍が最大のサプライズの一つであったことと相まって、自身5度目のオールスター選出の理由となるでしょう。

パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)

得点 リバウンド アシスト
25.1 8.0 3.6

カワイ・レナードが去ったにも関わらず、トロント・ラプターズがディフェンディングチャンピオンとしての地位を保てているのは、シアカムがチームを引っ張っているからというのが一つの答えです。

2シーズン連続で平均得点を8ポイント以上も伸ばしただけでなく、ディフェンス面でもチームに大きく貢献しています。

昨シーズンはオールスターに選出されなかったものの、今回彼を選出しない理由は無いでしょう。



出場の可能性が高い選手

トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)

得点 リバウンド アシスト
29.0 4.4 8.4

ディフェンス面の欠点は目立ちますが、ヤングはそれ以上に毎晩のようにオフェンス面でショーを魅せます。

特に効率性は大幅に向上しており、3ポイントシュート成功率が昨シーズンの32.4%から36.7%に上がり、得点が10ポイント近く伸びたことを考えれば、コーチや選手、メディアが彼を評価しないはずがありません。

バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)

得点 リバウンド アシスト
15.6 10.6 4.6

ヒートの先発選手の地位を確立させたアデバヨは、今シーズンのMIP(最優秀躍進選手賞)候補です。

平均ダブルダブル、アシストも4本以上、ブロックも1本以上という成績は、スタッツ上の観点ではラリー・バード、ケビン・ガーネット、ヤニス・アデトクンボといった選手と並んでいます。

コーチや選手も、彼のディフェンスでの重要性を理解しているため、彼が今のパフォーマンスを維持できる限り、初のオールスター出場の可能性は高いと言えるでしょう。

クリス・ミドルトン(ミルウォーキー・バックス)

得点 リバウンド アシスト
18.2 5.5 3.5

オールスター投票が終わる頃には、バックスがイーストの首位である可能性があるため、ミドルトンはチーム内で2人目に出場する選手として報われるべきでしょう。

昨シーズン、キャリア初のオールスターを経験したミドルトンは、昨シーズンより平均出場時間が約3分短いにも関わらず、今シーズンも平均得点でほぼ同じ数字を記録しています。

出場が当落線上にある選手

ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)

得点 リバウンド アシスト
21.0 6.9 2.8

テイタムはキャリア3年目で大きな飛躍を遂げていますが、チームメイトのジェイレン・ブラウンと票を分ける可能性があります。

それでも、カイリー・アービング、アル・ホーフォード、アーロン・ベインズが去ったセルティックスにとって、テイタムの一貫性が助けになっていることは事実でしょう。

『Synergy』によれば、テイタムは1ポゼッションあたり相手に0.763ポイントしか与えておらず、リーグで最高のディフェンダーの一人ということも評価に値するところです。

ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)

得点 リバウンド アシスト
19.9 6.9 2.3

うまくいけば、セルティックスはウォーカー、テイタム、ブラウンの3人のオールスター出場が叶うでしょう。

ブラウンのスタッツは全体的に向上しており、フィールドゴール成功率50.4%、3ポイントシュート成功率37.7%と、かなり効率良くプレイしています。

ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ)

得点 リバウンド アシスト
17.9 13.2 3.9

平均18得点、13リバウンド、フィールドゴール成功率50%を以上を記録した選手は、2011-12シーズンのドワイト・ハワード以来居らず、サボニスはそれに最も近い選手――すなわち彼はエリートプレイヤーの一人だと呼ぶことができます。

唯一の問題は、彼が出場するのに十分な枠がイーストに残されているかどうかでしょう。

マルコム・ブログドン(インディアナ・ペイサーズ)

得点 リバウンド アシスト
18.7 4.6 7.5

ペイサーズは、少なくとも一人はオールスターに出場できる選手が居るチームであり、もしサボニスでなければブログドンにチャンスがあるはずです。

バックスから移籍した今シーズン、ブログドンはまだ復帰できていないビクター・オラディポに代わって、主要なプレイメイカーとして活躍できることを証明しました。

1試合あたり平均19得点近く記録しているほか、アシストでもリーグのトップ10に入っており、厳しいポジションで好成績を残し続けています。



フレッド・ヴァンブリート(トロント・ラプターズ)

得点 リバウンド アシスト
18.0 4.0 7.1

ラプターズの好調において、ヴァンブリートの存在はシアカムと同じくらい重要なものです。

40%近い3ポイントシュートの精度と、リーグ5位の平均スティール数は、オールスター出場へ向けて大きな強みとなります。

最近は怪我で数試合を欠場してしまったため、これ以上欠場を増やさないことも重要となるでしょう。

スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)

得点 リバウンド アシスト
22.7 2.9 6.2

もしネッツから誰かがオールスター出場を果たした場合、それはカイリー・アービングやキャリス・ルバートよりも、ディンウィディーの方が相応しいと言えるでしょう。

アービングが離脱し、ディンウィディーが先発として起用された11月16日以降、彼は平均24.3得点、7.4アシストを記録し、チームを牽引しているからです。

アンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ)

得点 リバウンド アシスト
17.7 16.4 2.9

今シーズンのドラモンドはリム周辺でより存在感を示しており、平均16.4リバウンド以上は1990年代前半にデニス・ロッドマンが記録して以来初となっています。

チームの成績はあまり評価できませんが、彼の数字は評価すべきでしょう。

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  • 翻訳:東山 真

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