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ウィザーズに突きつけられる選択肢――ゲイリー・ペイトン二世と契約すべき?

ワシントン・ウィザーズは今後、難しい選択肢を突きつけられることになるでしょう。

それは、相次ぐ負傷者の中で一時的に契約の例外が認められたゲイリー・ペイトン二世です。

本来の契約を結んでいた選手が怪我から復帰すると例外は適用されなくなるため、ウィザーズはペイトン二世と正式に契約を結ぶか、解雇するかを選ばなければなりません。

そして、実際の彼の活躍を見ていると、その決断がいかに難しいことであるかは容易に想像できるでしょう。



これまでGリーグでプレイしてきたペイトンは、まだウィザーズに加わって3試合しか出場していないものの、既にチームで最も積極的なペリメーターディフェンダーとして貢献しています。

事実、12月23日(日本時間24日)にデビューを果たして以降、ペイトンより多くのスティール数(13本)を記録している選手は居ません。

▼12月23日以降のスティール数

順位 選手(チーム) スティール数 試合数
1 ゲイリー・ペイトン二世(WAS) 13 3
2 フレッド・ヴァンブリート(TOR) 12 4
2 ジョナサン・アイザック(ORL) 12 3
4 ベン・シモンズ(PHI) 10 4

『Washington Post』のキャンディス・バックナー氏によれば、28日(同29日)のニューヨーク・ニックス戦で107-100で敗れた後、ウィザーズのスコット・ブルックス・ヘッドコーチはペイトンの良さを簡単な言葉で表すことはしませんでした。

「何が彼をこんなに良くしているのか、私はその理由が単純なものだと思う。彼は何度も(契約を)切られた。何度も切られればハングリーになり、死にものぐるいになるんだ。彼は正しい理由でプレイしているよ。彼の努力や激しさ、ハングリーさ、欲望、競争心のおかげで、彼はここで成功する機会を得られている」

ペイトンは殿堂入りを果たした偉大な父親の名を引き継いでいますが、それがプロ生活に反映されるわけではありませんでした。

2016年にドラフト外からNBA入りを果たした彼は、その後2年間で4度も解雇を経験しています。

2011年のドラフトで全体60位指名を受けたウィザーズのアイザイア・トーマスは、「NBAの特徴の一つは、状況に応じた機会が与えられる」と言い、今のペイトンには素晴らしい機会があると付け加えました。

「彼にはウィザーズだけでなく、他の29チームに対しても何をもたらせるか示すことができる素晴らしい機会がある。彼は努力しているよ。僕はロサンゼルスで彼と一緒にプレイしたことがあって、少し前からG.P.(ゲイリー・ペイトン二世)を知っているんだ。彼はこの機会を活かしていて、僕は嬉しいよ」

ペイトンは大学時代にPac-12最優秀守備選手賞を2度受賞しましたが、一方でシューティングは不安定なものとして評価されていました。

実際、昨シーズンまでペイトンの2ポイントシュートのキャリアハイが41%を超えることはなく、3ポイントシュートも24%がベストでした。

それでも彼は、これまで3ポイントシュートを8本中5本成功させ62.5%と高い数字を残しています。

ペイトンは自身のショットについて、こう言いました。

「よく聞くのは僕の3ポイントシュートだね。僕が夏の間に取り組んでいたことはシュートだけで、それがここに生かされているんだ」



例外についても、もう少し詳しく説明しましょう。

ウィザーズはトーマス・ブライアント、CJ・マイルズ、モリッツ・ワグナー、ジョン・ウォールの4選手が3試合以上に欠場したため、ウィザーズはロスターの15人を超えて選手と契約できる例外が適用されています。

そこで一時的な契約を得たのがペイトンと、ジョナサン・ウィリアムズの2人です。

そして、ブライアント、マイルズ、ワグナー、ウォールのうちいずれか1人でも復帰した場合、ウィザーズの例外は終了することとなります。

この時、ウィザーズはペイトンやウィリアムズをそのまま解雇するか、それとも他の選手を放出して正式に契約を結ぶかを選択しなければなりません。

今シーズンのウィザーズで契約が保証されていない選手はジョーダン・マクレーとジャスティン・ロビンソンであるため、もし仮にウィザーズがペイトンを残したいと考える場合は、彼らのうちどちらかの選手が解雇されることになるでしょう。

ペイトンは「ここに来てからずっとハングリーな状態が続いている」と語りました。

「定着できるチームを探している。ここに居る彼らは、僕がやっていることに感謝し、価値があると考えていると思うから、僕は毎日彼らのために働く。まさにこの機会を活かすんだ」

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