ポートランド・トレイルブレイザーズのセンターであるハッサン・ホワイトサイドが、昨シーズンまで5年間を過ごしたマイアミ・ヒートの本拠地に戻ったのは、1月5日(日本時間6日)の対戦が初めてでした。
そして、そこでの歓声とブーイングの入り混じったファンの反応に、ホワイトサイドは複雑な感情を抱いていたようです。
『Miami Herald』のデイビッド・ウィルソン氏によれば、ホワイトサイドは試合後にファンの反応についてコメントしました。
「ファンの反応にがっかりしたけど、仕方のないことだ。歓声もあった。全てがブーイングだったわけではない。ここでプレイオフに進んだし、僕はここに尽くした。全てがブーイングだったわけではないから、ファンについては何とも言えないよ」
ホワイトサイドが移籍後にインスタグラムのビデオで言った「We got shooters(俺たちはシューターを獲得したぜ)」という言葉を、ヒートのファンは試合のあらゆる場面で嘲笑するかのように繰り返していました。
Hassan Whiteside extremely happy with trade news.
“We got shooters... We got shooters. We got shooters. Let’s go!”
(via @youngwhiteside Instagram) pic.twitter.com/eeV8Cq0JZm
— Andy Slater (@AndySlater) July 1, 2019
ホワイトサイドは当時のことについて、ヒートの元チームメイトを非難したのではなく、新しいチームメイトについてのことだったと主張しました。
「(ヒートの選手が)誰もシュートを打てないとは言っていない。彼らは驚くべきシューターだ。彼らは僕の兄弟さ。彼らを軽蔑したり、悪口を言うようなことは決して無い」
昨シーズン、ヒートの3ポイントシュート成功率はリーグ21位だったものの、皮肉なことにホワイトサイドが去った今シーズンはリーグ2位と、リーグ屈指のシューティングチームへと変貌しています。
この試合でも、ヒートは44本中18本の3ポイントシュートを成功させました。
敗れこそしたものの、シュート成功率という点においてはホワイトサイドもチームで最も優れた選手の一人でした。
ホワイトサイドはフィールドゴール12本中9本成功、フリースロー3本全て成功の計21得点を記録しました。
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