『New York Post』のマーク・バーマン氏によれば、ロサンゼルス・クリッパーズはポール・ジョージのトレードによってドラフト指名権をいくつか失ったものの、優勝を目指すためにニューヨーク・ニックスのマーカス・モリスの獲得を狙っていると伝えられています。
しかし一方で、2019年7月にニックスと1年1,500万ドルの契約を結んだモリスは、クリッパーズの関心についての報道を尋ねられた時、トレードされることは望んでいないと語りました。
「そんなくだらないことは気にしていない。噂は噂だ。ニューヨークに来る前にも言ったけど、僕はここに居たい。この状況を好転させる力となれることを楽しみにしているんだ。僕はこのロッカールームで起きることに集中している」
モリスがサンアントニオ・スパーズとの契約を放棄してニックスと契約を結んだ理由の一つは、彼の故郷であるフィラデルフィアに近いからでした。
ある情報筋によれば、フィラデルフィア・76ersもモリスの獲得を狙っている可能性があると伝えられています。
もし事実だとすれば、モリスは少なくともロサンゼルスよりは関心を示すでしょう。
76ersはニックスに提示できる1巡目指名権を持ち合わせていないものの、代わりに2020年の2巡目指名権を4つも保持しています。
また、モリスのトレードが起こるとなれば、彼のサラリーをマッチさせるために3チーム間トレードとなる可能性が高く、その場合はサラリーキャップを下回っているために比較的自由度の高いアトランタ・ホークスが、トレードのまとめ役となる可能性が高いでしょう。
モリスは今シーズン、33試合で平均19.1得点、5.5リバウンドを記録しています。
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