デイビッド・フィズデイル氏がニューヨーク・ニックスのヘッドコーチを解任されて1ヶ月――。
彼はニックスに対して”恨み”は無いことを明かしました。
『ESPN』のマリカ・アンドリュース氏によれば、フィズデイル元HCは「それが私たちの選んだビジネスだ」と語ります。
「私は彼らをリスペクトしている。多くを学ぶことができ、自分がニックスのヘッドコーチだと言える機会を与えてくれたことに感謝しているよ」
12月5日(日本時間6日)のデンバー・ナゲッツ戦に37点差で敗れた翌日、フィズデイル元HCは解任されることとなりました。
当時のニックスは8連敗中で、リーグ最低の4勝18敗を記録していました。
フィズデイル元HCが解任された後、マイク・ミラー暫定HCの指揮下では6勝9敗を記録しています。
フィズデイル元HCは解任された今でも、特に新人のRJ・バレットを高く評価し、絶賛するコメントを残しました。
「彼は簡単には動じない。彼の労働倫理は誰にも劣らないよ」
またフィズデイル元HCは、ニックスでヘッドコーチを務めるうえで最も挑戦的な部分は、再構築の段階でも結果が求められる”忍耐レベル”にあると語りました。
「長い間苦戦してきたチームで、ファンは早く(成功を)実現させたいと思っている。そういった意味ではユニークだね」
ニックスは6年連続でプレイオフ進出を逃しており、これはフランチャイズ史上2番目に長い記録となっています。
それでも、フィズデイル元HCはニックスが正しい軌道に乗っていることを信じていると言いました。
[kanren postid="16993,16944"]「成功へ進むのは時間の問題だよ」