1月15日(日本時間16日)のシカゴ・ブルズ戦でワシントン・ウィザーズが115-106で敗れた後、ウィザーズのブラッドリー・ビールはチームの文化について苦言を呈しました。
『For The Win』のマイク・D・サイクス氏によれば、ビールは試合後にロッカールームで次のように語っています。
「負けるのは好きじゃない。特に勝てる試合では…負けたくないんだ。それ(敗北)は僕に積み重なっていくだろう。僕たちが勝利し、文化を変え始めるまでね」
どうすればチームの文化が変わるのか尋ねられると、ビールはこう答えます。
「試合で勝つことだ。勝つ姿勢や、勝つ習慣が必要だ。僕たちにはそれがない」
確かにビールは勝利できない現状にうんざりしているようですが、彼が皮肉で言っているのか、それとも本気で不満を抱いているのかは分かりません。
ビールは今シーズンの開幕前、契約延長を結んだことについて”挑戦”という言葉を使っていました。
つまりビールは、今シーズンのウィザーズが苦戦し、その中で自分が何をしなければならないか、理解していたとも取れるでしょう。
それに、隣の芝生は青いこともあるとはいえ、今シーズンのウィザーズは私たちが思っているより良い結果――特にオフェンシブ・レーティングでリーグ9位というのは、ポジティブに捉えていい部分の一つです。
改善の余地はまだまだ多く残されているかもしれませんが、決して救いようが無いわけでもありません。
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