昨年の夏に移籍したカワイ・レナードとポール・ジョージが、ロサンゼルス・クリッパーズの新時代を先導する存在であることは、紛れもない事実です。
彼らの加入によって、クリッパーズはウェスタン・カンファレンスの上位争いができるようになっただけでなく、優勝候補としても考えられるようになりました。
しかし、私たちが目に見えていないところでの雰囲気は、見た目ほど良いものではないのかもしれません。
『The Athletic』のジョバン・ブハー氏とサム・アミック氏は、2人のスーパースターへ対する組織の優遇措置に、不満を持っているチームメイトが複数人居ると伝えました。
関係者によれば、コートの外では、レナードとジョージに与えられている組織の優遇措置に、苦悩しているチームメイトも居るという。ただ、こうしたスーパースターへの扱いは、NBAで一般的なことだ。代表例として、レイカーズではレブロン・ジェームズが大きな発言力を持っており、フランク・ボーゲル・ヘッドコーチと共に、練習やシュートアラウンドのスケジュールを調整している。
リポートによると、今シーズンの初めに予定された練習がレナードの意思によってキャンセルされ、練習をしたがっていた何人かのチームメイトが動揺したこともあったようです。
何人かのチームメイトは、今に至るまで「チームがハードに練習しているとは思えない」ことにも腹を立てていると伝えられました。
しかし、これらもリーグでは珍しいことではありません。
あらゆるチームは、スーパースターを中心に練習、ミーティング、トレーニングを行っています。
選手がチームに与えている影響力を考えれば、それは当然のこととも言えるでしょう。
この情報の真偽はまだ不明であるため、クリッパーズが”優遇措置”という問題に対処しなければならないかどうかは分かりません。
しかし、スーパースターに対して”優遇措置”が取られることが一般的であることを考えると、他のチームにも不満を抱いている選手が居たとしても、おかしな話ではないでしょう。
[kanren postid="17143,17062"]