1月28日(日本時間29日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対フィラデルフィア・76ersの一戦――76ersのジョエル・エンビードは、今は亡きコービー・ブライアントの背番号であった『24』を一夜限りで着用し、彼と同じようにフェイドアウェイ・シュートを決めて見せました。
エンビードは手の負傷から予定よりも早く復帰してきましたが、それは76ersのプレイオフのシード争いの力になりたいという理由もありましたが、同時にブライアントを称えたいという理由もありました。
エンビードが少年だった頃、彼は2010年のNBAファイナルでブライアントのパフォーマンスに惹かれ、専念していたバレーボールを諦めるまでに至ったからです。
『AP』のダン・ゲルストン氏によれば、エンビードはこう語りました。
「それが僕の人生のターニングポイントだった。コービーを観ていた。観た後は、彼のようになりたいと思っていた」
最終的に、エンビードはチームの勝利に貢献しただけでなく、24得点と8本のディフェンスリバウンドをブライアントに捧げました。
指の靭帯断裂からの復帰戦で、殿堂入りのボビー・ジョーンズ氏から自身の背番号の『21』ではなく、ブライアントの『24』を着用する許可を与えられたエンビードは、次のように語ります。
「大変だったけど、コートに出てベストを尽くすことが、彼を称えるやり方だ。ハードにプレイして、色々なことをやり遂げるんだ」
76ersは全員が『8』と『24』のジャージーを着用してウォームアップに臨んだほか、ベン・シモンズはスニーカーの両足に「Mamba Forever」と「RIP Gigi(ブライアントの娘ジアナの愛称)」を刻み、17得点を記録しました。
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