ニューオーリンズ・ペリカンズの運営部門代表であるデイビッド・グリフィン氏は、ザイオン・ウィリアムソン、ロンゾ・ボール、ニコロ・メッリの3人のケミストリーが、ペリカンズのオフェンスの大きな鍵となっていることを称賛しています。
『NBA.com』のジム・アイヒェンホーファー記者によれば、グリフィン氏は次のように語りました。
「(ペリカンズのオフェンスの)大部分を担っているのは、ロンゾとザイオンのケミストリーだ。彼らには特別な繋がりがある。ニコロ・メッリがローテーションの重要な部分になり始めたことも、必要不可欠なことだと思うね。
この3人は、ユニットとして非常に働いてくれるんだ。ザイオンは垂直方向の推力を与え、ロンゾはパスで相手のディフェンスを分離させることができる。
メッリはスペースの観点から、ザイオンがフロアに居る時は必要不可欠な存在だ。これら3人の関係が成長すると、チームは飛躍的に向上する」
ウィリアムソン、ボールと比較して、メッリは話題に挙げられることが少ない選手ですが、ウィリアムソンがデビューして以降、メッリは3ポイントシュート成功率で39.1%という数字を残しており、スペースを広げる重要なシューターの役割を担っています。
ウィリアムソン、ボール、メッリが同時に出場している際のオフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの得点)は106.8ポイントと高いわけではありませんが、これはウィリアムソンがデビューして2ヶ月も経っていない時の数字に過ぎません。
首脳陣も彼らのケミストリーを称賛しているだけに、今後の成長にも期待したいところです。
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