考察

2020年のプレイオフで実現すると面白い”5つの対戦”

2020年のプレイオフが行われ、優勝チームが正当に決定されることを、世界中のNBAファンの誰もが望んでいます。

昨年の因縁、オフシーズンの移籍、今シーズンの成績などを見れば、今年のプレイオフも面白くなることは間違いないでしょう。

シーズンが再開されるかどうかは分かりませんが、ここでは2020年のプレイオフで実現すると面白い”5つの対戦”を見ていくことにします。

ボストン・セルティックス(東3位)vs フィラデルフィア・76ers(東6位)

イースタン・カンファレンスの優勝候補として見られていた76ersにとって、レギュラーシーズンはやや期待はずれだったのかもしれません。

しかし、その結果として76ersは現時点でイースト6位につけており、この状態でプレイオフが始まれば、セルティックスとの対戦が実現することになります。

76ersはロードで苦しむかもしれませんが、一方でホームではリーグトップの勝率を誇るほどの強さがあります。

そして今シーズンの4度の直接対決のうち、76ersが3度勝利していることを考えれば、どちらが勝ち上がるか分からない興味深い対戦になると言えるでしょう。

2. ヒューストン・ロケッツ(西5位)vs オクラホマシティ・サンダー(西6位)

昨年の夏、現ロケッツのラッセル・ウェストブルックと、現サンダーのクリス・ポールは互いにトレードされました。

そのストーリーだけでも見応えがあるかもしれませんが、さらに目に見える以上のものがあります。

ロケッツは超スモールラインナップで成功を収められることを証明しようとしており、サンダーはウェストブルックが居なくでも成功できることを証明しようとしています。

両チームの成績も近いだけに、シーズンの始まり方次第ではファーストラウンドで対決する可能性もあるため、両チームの意地とプライドを懸けた戦いの実現に期待したいところです。

3. ミルウォーキー・バックス(東1位)vs ロサンゼルス・レイカーズ(西1位)

安直かもしれませんが、それでもレギュラーシーズンで最も良い成績を残したチーム同士の対戦は見てみたいもので、それはNBAファイナルで実現する可能性があります。

レブロン・ジェームズはヤニス・アデトクンボの台頭にどう対処するのでしょうか?

バックスはアンソニー・デイビスをどのように封じ込めるのでしょうか?

レギュラーシーズンの対戦では互いに1勝ずつを分け合っており、どちらが王者になってもおかしくない対戦となるはずです。

4. ミルウォーキー・バックス(東1位)vs トロント・ラプターズ(東2位)

昨年のイースタン・カンファレンス決勝のリマッチは、今年のプレイオフ全体で最もエキサイティングなシリーズの一つとなること間違いないでしょう。

昨年は第6戦の末にラプターズが勝利しましたが、今シーズンのバックスは昨シーズンを上回るほどの実力を備えているように感じます。

一方で、ラプターズはカワイ・レナードが去ったものの、それでもファイナル進出を目標にできるほどの成績を残しています。



5. ロサンゼルス・レイカーズ(西1位)vs ロサンゼルス・クリッパーズ(西2位)

これは今年のプレイオフで最も見てみたい対戦の一つであり、ロサンゼルスの2チーム間の競争を新たなレベルへとエスカレートさせてくれるでしょう。

レブロン・ジェームズとカワイ・レナードのマッチアップはそれだけで面白く、ジェームズはキャリア3チーム目での優勝を、レナードは2連覇を目指すために戦います。

また、レイカーズとクリッパーズはプレイオフで一度も対戦したことがありません。

ぜひとも今シーズンが再開され、両チームの対戦を(願わくば第7戦まで)見てみたいものです。

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