バスケットボールの無い日々が続いていることで、NBAには多かれ少なかれ経済的な損失が出ているでしょう。
この損失を埋めるため、オーナーが選手の給与をどれだけカットするかという議論もかなり行われてきたはずです。
それでも『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によれば、4月15日に選手へ支払われる予定であった給与は、全額保証されることが決まりました。
The NBA and its teams will send full paychecks to players on next payment date, April 15, league sources tell @TheAthleticNBA @Stadium.
— Shams Charania (@ShamsCharania) April 9, 2020
3月11日を最後にNBAの試合は行われていないため、NBAのオーナーたちは選手の給与を差し引く権利がありますが、彼らはそれを行使することを選びませんでした。
つまりNBAのオーナーたちは、行われなかった15~18試合に対して給与を支払っていることを意味します。
それでも彼らが4月15日に選手へ給与を全額支払うことを認めたのは、オーナーと選手が良好な関係を維持している何よりの証拠だと言えるでしょう。
現在の団体交渉協約が2024年まで続くことを考えると、引き続きこの関係が続くのは良いことです。
選手会の会長も務めるオクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールは、4月15日の給与の全額支払いを称賛するツイートを残しました。
DAMN our Exec Committee is so dope!!! Some of the smartest, most selfless guys!! @TheNBPA
— Chris Paul (@CP3) April 9, 2020
シーズンの再開が遠くなればなるほど、選手の給与は遅かれ早かれカットされることになるでしょう。
選手の大半は今シーズンの給与の半分も受け取っていないという報道もあっただけに、選手たちは給与が全額保証される時間ができる限り続くことを願っているはずです。
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