ニューオーリンズ・ペリカンズは現在28勝36敗でウェスタン・カンファレンス10位につけ、8位のメンフィス・グリズリーズとは3.5ゲーム差が離れています。
彼らは、今シーズンを成功したと見なしているのでしょうか?
『NBA.com』のジム・エッケンホーファー記者によれば、ペリカンズの運営部門代表であるデイビッド・グリフィンは、今シーズンの残りがどうなるかに関わらず、ペリカンズが成功したと思っていると語りました。
「私は成功したと思っている。コートの中の結果ではなく、コートの外で何ができたかということが理由だ。この組織に、本当に素晴らしい人間性を持った者が居るのは明らかで、それによってここの文化は良くなった。選手は、我々が築いたものの一部を気に入っていると思うよ」
さらにグリフィンは、今のチームが最高潮に達しており、シーズンが再開されれば手に負えないだろうと語っています。
「我々はできることの上っ面しかやっていない。どのような形であれシーズンが再開されれば、我々は信頼できるチームになれると楽観視している。我々は非常に有望なチームだ」
ペリカンズはグリズリーズとの直接対決を2度も残しているだけに、シーズンの再開は非常に重要かもしれませんが、それが叶わずとも将来は有望だと言えるでしょう。
22歳のブランドン・イングラムは今シーズンにキャリア初のオールスターに出場し、同じく22歳のロンゾ・ボールも大きな飛躍を遂げました。
19歳のザイオン・ウィリアムソンはわずか19試合にしか出場できませんでしたが、そのパフォーマンスの素晴らしさは言うまでもありません。
若い選手たちが中核となっただけでも、今シーズンのペリカンズの収穫は十分なものでした。
[kanren postid="18194,18049"]