2015年、シャーロット・ホーネッツのオーナーで当時52歳だったマイケル・ジョーダンはフランスの新聞社『L’Équipe』とのインタビューで、ホーネッツの現役選手と対戦しても勝てるだろうと豪語しました。
それがホーネッツでキャリア2年目を過ごすマイルズ・ブリッジズの目に留まったのか――彼は先日、5年前の記事を引用して「それならやってみよう」とツイッターで投稿しています。
Let’s get it then https://t.co/7MbAOAFhSL
— Miles Bridges (@MilesBridges) May 17, 2020
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当時52歳の時点でも、現役のNBA選手に勝利すると言うのはクレイジーなように感じますが、ジョーダンにはそう言えるだけの十分な理由があるとされています。
というのも、さらに遡ること2年前、2012年のドラフトでホーネッツから全体2位で指名されたマイケル・キッド・ギルクリストは、ジョーダンと1-on-1で対戦して敗れたことを明かしているからです。
ギルクリストは『CSN Houston』のデイブ・ザンガロ記者とのインタビューで、ジョーダンとの1-on-1について次のように語りました。
「僕にとっては辛かったね。50歳の男に負けたんだよ。僕のボスでもあるのにね。彼はバスケットボールにおける最高の選手さ」
2015年のドラフトで全体9位指名されたフランク・カミンスキーも、負けると思うためジョーダンと対戦する勇気は無いと語っています。
ただ一方で、2017年のドラフトで全体11位指名されたマリーク・モンクは、ジョーダンに勝てると思うと話しました。
ジョーダンがギルクリストに勝利して以来、ジョーダンとホーネッツの現役選手が対戦したという話題は聞かず、今後も対戦は見られないかもしれません。
しかし、ジョーダンの残してきた伝説の数々を知っていれば、57歳を過ぎた今でも現役のNBA選手に勝利する可能性を捨てきれないのは、不思議なことではないのでしょう。