ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが2019-20シーズン中に復帰するかどうかについて、これまでも彼の代理人やチームの首脳陣から復帰に否定的なコメントが多く報道されてきましたが、シーズン再開が決まった今、デュラント自身の口から今シーズンの復帰は皆無であることが明かされました。
『The Undefeated』のマーク・J・スピアーズ記者とのインタビューの中で、デュラントは次のように語っています。
「僕の今シーズンは終わった。プレイするつもりは一切ない。去年の夏から来シーズンまで待つことを決めていたからね」
デュラントは約1年前のNBAファイナルでアキレス腱断裂を負い、当初は2019-20シーズンの全休が予想されていました。
シーズン中断に伴う日程の遅れに伴い、一時はデュラントが2019-20シーズン中に復帰することが期待されていましたが、ここ数週間の報道のようにデュラントが復帰する可能性は無いようです。
3月にシーズンが中断される前、デュラントはチームメイトとの練習を進めていましたが、練習施設の利用や、集団での活動が禁止されたため、リハビリのペースは遅れることを余儀なくされました。
それでもリハビリは順調なようで、デュラントはスピアーズ記者に「普通の選手に戻れた感じるがする」と語った一方、来シーズンまで復帰しないと決めたのは正しい判断だったと述べています。
「待つのがベストだ。来月に入っても激しいプレイをする準備が整っているとは思えないからね。来シーズンや、残りのキャリアに向けて準備する時間が増えたということさ」
今年に入って肩の手術を受けたチームメイトのカイリー・アービングも、今シーズンの復帰はあまり期待されていません。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、アービングがチームメイトをサポートする非アクティブな選手として戻るかもしれないと伝えました。