元NBAスターのショーン・マリオンは、選手が果たすべきことは2019-20シーズンを最後までやり切ることであり、プレイしないという選択は人種差別との戦いにおいて、より大きな変化をもたらす機会を失うことになると考えています。
黒人男性のジョージ・フロイドの死亡事件が起きた後、全国で”Black Lives Matter”の抗議運動が行われていることによって、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングをはじめとした複数のNBA選手は、シーズン再開が抗議運動の妨げになるのではないかと懸念を抱いています。
一方で、シーズン再開に賛成する人々の中には、NBAこそが社会問題と戦うために利用できる最大のプラットフォームであると考える者もいます。
『TMZ Sports』に出演したマリオンは、実際にそうした考えを持っていることを明かしました。
「主張し、戦っていることや大義を示すためには、テレビに出ないといけない。ソーシャルメディアは素晴らしいプラットフォームだが、テレビはそれ以上に大きなプラットフォームだ」
マリオンはアービングの主張を否定しているわけではありません。
しかし、社会問題と戦うためにプレイをしないという選択については「賛同できない」とマリオンは言いました。
「シーズン中に座って、ボイコットし、プレイしない。それで本当に何が果たせるというんだ?」