ワシントン・ウィザーズのフォワードであるダービス・ベルターンスが、来月からオーランドで再開される2019-20シーズンでプレイしないことを決定したと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とティム・ボンテンプス記者が伝えています。
今シーズン、ベルターンスは54試合でキャリア最高の平均15.4得点、4.5リバウンド、1.7アシスト、スリーポイントシュート成功率42.4%を記録し、このオフシーズンに自身のフリーエージェントを迎える上で大きく価値を高めていました。
ベルターンスが新型コロナウイルスなどを懸念しているかどうかは分からないものの、彼は過去2度に渡って膝前十字靭帯を負傷していることを考えれば、長期のシーズン中断による怪我のリスクを避けてプレイしないことは賢明な判断だと言えるでしょう。
ただ、ベルターンスがコートに立つことはなくとも、ウィザーズのオフシーズンの最優先事項はベルターンスとの再契約であると、ウォジナロウスキー記者は伝えています。
ベルターンスが欠場することにより、ウィザーズは彼に代わる別の選手と契約する資格を得ることができます。
このためにロスターから誰かを解雇する必要はありませんが、代替選手と契約すれば、ベルターンスが今シーズン中に復帰する資格は完全に失われることになります。
また、ベルターンスは欠場する試合分のサラリーをカットされることになります。
『ESPN』のボビー・マークス記者によれば、ウィザーズが8試合を行ってシーズンを終えた場合、ベルターンスのサラリーは60万4,752ドル(約6,400万円)がカットされます。