ワシントン・ウィザーズがシーズン再開不参加を表明したダービス・ベルターンスの代替選手として、27歳のガードであるジェアリン・グラントと契約予定であると、『NBC Sports Washington』のクリス・ミラー記者が伝えています。
ミラー記者によれば、代替選手として契約を結ぶのは7月1日になるようです。
グラントは昨秋に中国で短期間プレイした後、ウィザーズの傘下であるGリーグチームのキャピタルシティ・ゴーゴーで2019-20シーズンの大半を過ごし、39試合(平均33.3分出場)で平均16.3得点、4.4リバウンド、5.5アシスト、3ポイントシュート成功率44.1%を記録しました。
グラントはミニマムサラリーで契約を結ぶことになり、シーズン終了後にフリーエージェントとなるほか、ウィザーズはグラントのいかなるバード権を保持することもできません。
先発ポイントガードのジョン・ウォールを欠くウィザーズにとって、グラントの加入はバックコートの補強に適していると言えるでしょう。
なお、アキレス腱断裂からのリハビリに取り組んでいるウォールは、シーズン再開の辞退ではなく負傷離脱として扱われるため、彼の代わりに別の選手と契約することはできません。