ダラス・マーベリックスのウィリー・コーリー・ステインが、7月30日からオーランドで再開される2019-20シーズンに参加しないことを選択したと、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えています。
シャラニア記者によれば、マーベリックスはコーリー・ステインの代替選手としてトレイ・バークと契約する予定のようです。
今シーズン、27歳のバークはフィラデルフィア・76ersでプレイしていましたが、グレン・ロビンソン三世とアレック・バークスがトレードで加入したことによって76ersはロスターを空ける必要があり、その過程で解雇されることになりました。
それまでの間、バークは76ersのオフェンス面の堅実なリザーブとして25試合(平均13.2分)に出場し、平均5.9得点、2.1アシスト、フィールドゴール成功率46.5%、3ポイントシュート成功率42.1%を記録しました。
バークは負傷したガードのジェイレン・ブランソンの穴を埋めるだけでなく、昨シーズンはマーベリックスで25試合に出場していた経験もあるため、チームのシステムに早くフィットすることが期待できます。
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シーズン中断によって手術を早めることができたジェイレン・ブランソン
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マーベリックスはブランソンのほかにドワイト・パウエル、コートニー・リーが負傷離脱していますが、彼らの代わりに別の選手と契約することはできないため、コーリー・ステインの代わりにバークと契約した場合、マーベリックスのロスターは15人で埋まることになります。
もしマーベリックスが負傷中の選手の代わりに別の選手と契約したい場合、今シーズンで契約が切れるリーを解雇するのは一つの手かもしれませんが、『Dallas Morning News』のブラッド・タウンセンド記者によれば、マーベリックスはリーがロッカールームに与えた影響を大きく評価しており、オーランドでのシーズン再開後の貢献にも期待しているため、チームが彼を解雇する考えは無いようです。