7月30日からオーランドで再開される2019-20シーズンについて、カイリー・アービングやエイブリー・ブラッドリーなど一部の選手は”Black Lives Matter”の抗議運動の妨げになること懸念しています。
しかし『ESPN』のティム・ボンテンプス記者にとれば、選手会長でオクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールは、NBAのファンに向けて「黙ってドリブルをするつもりはない」とコメントし、コートの上でも抗議運動を続けていく意志を示しました。
Chris Paul: "You're going to continue to hear us. This isn't a 'Shut up and dribble' situation."
— Tim Bontemps (@TimBontemps) June 26, 2020
現代でも人種差別が消えない今、ポールをはじめとした様々なスーパースターがバスケットボールを継続しながらも抗議運動を続けていくのは、合理的な素晴らしい選択の一つだと言えるでしょう。
昨年のオフシーズンにヒューストン・ロケッツからサンダーへトレードされたポールは、再建段階に突入すると思われたチームを見事なリーダーシップで牽引し、既にプレイオフ進出が確定するところまで導きました。
また、ポールはシーズンが中断されるまでに63試合に出場し、平均17.7得点、4.9リバウンド、6.8アシスト、フィールドゴール成功率48.9%、3ポイントシュート成功率36.2%、フリースロー成功率90.0%と、35歳ながら衰えを感じさせないパフォーマンスを続けています。