2019-20シーズンの再開はオーランドのウォルト・ディズニー・ワールドで行われるため、全てのチームや選手にとってホームコートアドバンテージは存在しないように思えますが、ヒューストン・ロケッツのオースティン・リバースは例外のようです。
リバースは最近のビデオインタビューの中で、試合が行われる会場が個人的なホームコートになることを明かしました。
「NBAはディズニー・ワールドに行く予定だ――この文がどれだけクレイジーか考えてみてほしい。コンベンションセンターと(ESPN)ワイド・ワールド・オブ・スポーツ (コンプレックス)に全てのコートが設けられているんだ。言っておくけど、僕よりそのコートでプレイした選手はいない。ミルクハウスや、ワイド・ワールド・オブ・スポーツで、僕より多くの得点を挙げた選手は知らない。オーランドで育った僕にとってはホームコートアドバンテージになるね」
リバースの父であるドック・リバース(現ロサンゼルス・クリッパーズHC)が、1999年から2004年にかけてオーランド・マジックでヘッドコーチを務めていたため、リバースは幼少期のほとんどをオーランドで育ったのです。
シーズン再開後にシード争いを繰り広げるロケッツにとっては、リバースがオーランド出身であったことは思わぬ副産物であったかもしれません。
現在ロケッツは40勝24敗でウェスタン・カンファレンス6位につけており、同5位のオクラホマシティ・サンダーと並んでいますが、同4位のユタ・ジャズ(41勝23敗)とも、同7位のダラス・マーベリックス(40勝27敗)とも、それほど大きな差は開いていないため、気の抜けない戦いとなることが予想されるでしょう。