今週、マイアミ・ヒートのアンドレ・イグダーラは『USA Today』のマーク・メディナ記者とのインタビューの中で、自身の引退時期についての真意を明かしました。
「あと1~2年くらいかな。今回は本当さ」
イグダーラのコメントは、彼がヒートでキャリアを終えることを意味しているかもしれません。
今年2月、メンフィス・グリズリーズからヒートへトレードされた36歳のイグダーラは、移籍後にヒートと2年の契約延長を結びました。
この契約は2年目がチームオプションとなっているため、イグダーラの契約は1年後に終わる可能性も、2年後に終わる可能性もあります。
今のイグダーラは、2015年にゴールデンステイト・ウォリアーズでファイナルMVPを受賞した時ほどの影響力を持たないかもしれませんが、それでもヒートに信頼できるローテーションプレイヤーとして移籍後は20試合(平均20.1分)に出場し、平均4.8得点、3.9リバウンド、2.6アシストを記録しています。
また、イグダーラは2月にトレードされる前、グリズリーズの若い選手たちが彼に不満を抱いていたことについても語りました。
「結果的に、自分にとって良い方向に進んだ。だから恨みはない。彼らのことはあまり知らないけど、今でもメンフィスの若手選手を愛している。彼らが僕を必要としている時は、いつでも彼らの仲間さ」
イグダーラは引退後に10代の息子の成長を支え、家族と過ごす時間を増やしたいと考えているようです。
メディナ記者によれば、イグダーラは自身の息子について「裕福で穏やかな生活を送っているから、自給自足できるようにしなければならない」と冗談半分に語りました。
「彼は賢いけど、危険への対処を知らない。周りに危険があることを知っておく必要がある。彼は豊かに暮らしているから、僕が教えてやらないとね」