ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがシーディングゲームズのMVPを受賞したことを、NBAが発表しています。
リラードは8試合で平均37.6得点、9.6アシスト、フィールドゴール成功率49.7%、3ポイントシュート成功率43.6%と非常に生産的かつ効率的なパフォーマンスを見せ、ブレイザーズのウェスタン・カンファレンス8位でのプレイイン・トーナメント進出の原動力となりました。
リラードのMVPは、22人のメディア有権者の満場一致(全員が1位票)によって決定しました。
2位票は、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーに19票、インディアナ・ペイサーズのTJ・ウォーレンに2票、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチに1票となっています。
シーディングゲームズの最優秀HC(ヘッドコーチ)は、フェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHCがほぼ満場一致で選出されました。
その他は、ポートランド・トレイルブレイザーズのテリー・ストッツHC、ブルックリン・ネッツのジャック・ヴォーンHC、トロント・ラプターズのニック・ナースHCに投票されています。
また、NBAはオール・シーディングゲームズ1stチームと2ndチームも発表しました。
選出者は以下の通りです(カッコ内はシーディングゲームズの主要な平均スタッツと所属チーム)。
1stチーム
- デイミアン・リラード(37.6得点、4.3リバウンド、9.6アシスト:トレイルブレイザーズ)
- デビン・ブッカー(30.5得点、4.9リバウンド、6.0アシスト:サンズ)
- ルカ・ドンチッチ(30.0得点、10.1リバウンド、9.7アシスト:マーベリックス)
- ジェームズ・ハーデン(34.1得点、8.3リバウンド、8.9アシスト:ロケッツ)
- TJ・ウォーレン(31.0得点、6.3リバウンド、2.0アシスト:ペイサーズ)
2ndチーム
- ヤニス・アデトクンボ(27.8得点、12.2リバウンド、4.2アシスト:バックス)
- カワイ・レナード(28.8得点、4.8リバウンド、4.3アシスト:クリッパーズ)
- クリスタプス・ポルジンギス(30.5得点、9・5リバウンド、2.2アシスト:マーベリックス)
- キャリス・ルバート(25.0得点、5.0リバウンド、6.7アシスト:ネッツ)
- マイケル・ポーターJr.(22.0得点、8.6リバウンド、1.6アシスト:ナゲッツ)
リラード、ブッカー、ドンチッチは満場一致での選出となり、ハーデン、ウォーレンはそれぞれ22人中18人から1位票を獲得しました。
アデトクンボも8人から1位票を獲得したものの、2ndチームへの選出となっています。