ヒューストン・ロケッツがマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)と別れるかもしれないという噂は、1年以上も前から広まっていたことでした。
しかし『USA Today』のマーク・メディナ記者によれば、ロケッツのダリル・モーリーGM(ゼネラルマネージャー)は、ダントーニHCとの契約をチームの最優先事項とすることを明かしています。
「おそらく契約が最優先事項だろうね。我々は主力選手全員と(来季も)契約を結んでいる。マイクが戻ってくるのは非常に重要なことだと思う」
ダントーニHCが今季に契約の最終年を迎えるにも関わらず、両者が新たな契約に合意できなかったことから、ロケッツとダントーニHCが別れるという噂は始まりました。
オーナーのティルマン・ファティータは新たに1年の契約を提示しましたが、ダントーニHCはそれを断りました。
しかし、モーリーGMはチームが指揮官の変更に向かっているという噂について「メディアの創造」と一蹴しています。
ダントーニHCはロケッツの指揮官に就任して以降、4年間で217勝101敗と素晴らしい成績を残しましたが、プレイオフでの成功はありませんでした。
もしロケッツが今年のプレイオフの第1ラウンド第7戦でオクラホマシティ・サンダーに敗れていた場合、首脳陣の考え方は違っていたかもしれませんが、結果的にはカンファレンス準決勝へ進出し、第1シードのロサンゼルス・レイカーズとの第1戦にも勝利しました。
このシリーズがどのような結末を迎えるかはまだ分からないものの、組織やチームはダントーニHCの手腕に自信を持っているようです。
ロケッツのエリック・ゴードンは「マイクは誰とでも上手くやれるコーチ」と語りました。
「あとは選手たちがやるべきことをやるだけ。彼は僕たちにチャンスを与えてくれるし、素晴らしいコミュニケーション能力を持っている」
一方で、ダントーニHCがロケッツと別れた場合、アルビン・ジェントリーを解任したニューオーリンズ・ペリカンズや、ネイト・マクミランを解任したインディアナ・ペイサーズは、ダントーニHCを狙っているチームの一つだと伝えられています。
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